今日はとりあえず参議院選挙の投票に行ってきました。
しかし今回から徳島・高知が合区になったにもかかわらず候補者は自民党・幸福実現党・無所属の3人しかおらず、究極の選択状態です。
また比例代表の方も野党の言っていることはどこも大差無さそうですし、今ひとつ気分的に盛り上がりません。
これでは今回から選挙権を得た18〜19歳の人もどこに入れるか迷ったのではないでしょうか。
投票感謝証
そんなことを考えながら投票を終えて出てきたところ、出口で何かを配っている人に捕まりました。
受け取ってみると、「センキョ割 投票感謝証」と書かれた名刺大のカードでした。徳島青年会議所が主催で配っているようです。
一緒に配られていたチラシを見ると、本券で徳島大学で開催されるお笑いライブに参加できるみたいですね。
ただし25歳以下限定です(たとえ年齢制限がなくても、わざわざこれのために徳大キャンパスまでは行きませんが)。
またチラシの裏を見ると、徳島市内の協賛店で割引券としても使えるようです。ただし対象のほとんどが飲食店で割引率が小さかったり、ちょっとした一品の追加だったりするので、インパクトの方は今ひとつという感じです。
本当に投票率を上げたいのなら
基本的に若い人の投票率を上げたいと思ってやられておられるのでしょうが、効果の程は微妙な気がしました。
そもそも投票所に行かないとこんなものが配られていることもわかりませんし(ローカルのテレビや新聞はほとんど見ないので、そこで広報されていた可能性はありますが)。
またその存在が認知されたとしても、この内容に釣られて投票に行く人がどれほどいるか疑問です。
本当に投票率を上げたいのなら、今のご時世なら額は小さくてももっと直接的で確実なメリットを与える方が良いような気がします。たとえば投票後にジュースやお菓子を配るとか(献血のイメージ)。
前にテレビでやっていましたが、オーストラリアなどでは投票所でバーベキューを振る舞うようなケースもあるようです。
日本でも今の時期なら、1回無料で利用できる縁日の夜店のようなものでも出してみたらどうでしょうかね。
若い人からの投票数がいくつをこえたらその時は若い人向けのこの政策をすすめますって公約があればどうなのかな。
ただでさえ老人のほうが数が多くなるのに、若い人がいかなければますます老人優遇国家になっていくでしょうね。