夏の暑さも少し弱まり、夜はエアコン無しでもなんとか過ごせる気候になってきました。
ここから先は気温が下がる一方のはずですので、ここらで一発風呂の大掃除をやっておくことにしました。
夏場の風呂の大掃除
大掃除といえば年の暮れが定番ですが、水周りの中でも特に水をかぶる可能性が高い風呂場の掃除を冬場にやるのは苦行です。そこで去年から試しに始めたのが夏場の風呂の大掃除です。
もちろん普段から風呂場の壁や浴槽に水をかけて擦る程度の軽い掃除は時々やっていますが、それだけではやはりカビや水垢がだんだん溜まっていきます。それらを一掃するのがこの夏場の大掃除の目的です。
去年やった時には、どうせ落としても2〜3か月もすればまたカビが蔓延するんだろうななどと考えていたのですが、最近のカビ取り剤(カビ○ラーとかカビ○イターなどと呼ばれているやつ)は成分が変わったのか、案外効果が長持ちするようです。
それに気を良くして、今年も夏場の大掃除を続けることにしました。
掃除のセオリーに従い上から下に向かって掃除を進めることにし、まず風呂の天井に生えているカビを落とします。天井のカビはそれほど根深いものはないので、スポンジで擦って水で流すだけで簡単に落ちました。
次に壁ですが、こちらは結構根の深そうなカビもありましたので、風呂用洗剤を使って洗っていきます。
最後に浴槽と床も風呂用洗剤で洗います。ただし床は石鹸の成分が被膜状になってこびり着いている部分があり、風呂用洗剤でも簡単には落ちません。そこはプラスチックのヘラなどでこそぎ落としていきました。
一通り洗い終わったところで、落としきれていないカビの黒ずみ部分にカビ取り剤を吹きかけていきます(上に向かってカビ取り剤は使うのはちょっと怖いので天井はパス)。その後30分ほど時間をおいてから水で洗い流せば完了です。
風呂場が一段明るくなったような気がして、なかなか爽快です。
ついでに鏡も掃除
今年はそれに加えて、風呂場にある鏡の掃除にも挑戦してみました。この鏡は10年以上も本格的な掃除はしておらず、うろこ状の水垢がこびりついてひどい状態になっていました。
これには風呂用洗剤も全く歯が立ちませんでしたので、新兵器を投入してみました。それがこちら。
工業用ダイヤモンドを使っているというダイソーのダイヤモンドクリーナー(俗に言う鏡のウロコ落とし)です。
使い方は簡単で、鏡を水で濡らして軽く擦るだけです。擦っているとゾリゾリという手応えが伝わってきますし、表面に付いている水が白く濁っていきますので確かに効いているようです。
一通り磨き終わって手応えも軽くなってきたので鏡全体を水で洗い流してみると、非常に綺麗になった印象。しかし鏡が乾いた後に見てみると、薄くはなったもののまだかなりウロコが残っていました。
やはり10年溜めた汚れはダイヤモンドをもってしても簡単には落とし切れないようです。それでもかなり薄くはなりましたので、残りはまた来年以降に回して数年がかりで片付けていこうと思います。
なおこのダイヤモンドクリーナーについては、鏡に傷が付くのでお勧めしないという意見も目にします。しかしうちの場合は築20年を迎えようとしている建物ですので、もういいかなということで使用に踏み切りました。
結果的には使用後も目に見えるほどの傷は確認できませんでした(乾いた状態で直射日光に当てたりすると見えるのかもしれませんが)。
僕も夏が終わるこのタイミングで台所のパイプを洗浄剤を突っ込んで洗いました。
周囲も使い古しの歯ブラシでガシガシやってかなり落ちました。
風呂はこれからやろうと思います。たしかに夏のほうが効率的に落ちそう。