私の使っています新電力 シン・エナジーから使用量・請求金額確定の通知が来ましたので、また内容をチェックしてみました。
去年よりはだいぶ下がった
8月というのは年間を通じて電力使用量がピークを迎える時期ですので、だいぶ請求が来るだろうなと覚悟してましたが、ふたを開けてみると思ったほどではありませんでした。
金額にして約3,600円。去年の同月は使用量がほぼ同じであるにもかかわらず約5,600円も取られていましたので、それに比べればだいぶましです。
なぜ下がったのかをチェックしてみますと、前年同月は燃料費調整が7.03円/1kWhあったのが今年は0円/1kWhとちょうどゼロまで下がったのが一番効いていました。これで1,200円くらい下がっています。
また再エネ発電賦課金の方も地味に下がっていまして、こちらで300円ほど減少です。
ただ最低・1段・2段・3段の従量制電力料金の方は去年より上がっていまして、こちらで800円ほど上昇です。
ここから政府の激変緩和措置で約1,200円が差し引かれ、トータルとしては去年より2,000円ほどの減少という結果でした。
不気味な燃料費調整の動き
というわけで夏のピークはどうにか過大な出費無く乗り切れた感じですが、気になりますのは今後の燃料費調整の動きです。
それをグラフにしますとこんな感じです。
前月までの3か月間は燃料費調整がマイナスになっていたのが、この月はちょうどゼロまで戻っています。グラフを順当にみれば、今後はまたプラスに触れていきそうな予感がします。
さすがに前回のピークの+15円付近までは行かないことを祈りたいところですが、ガソリン価格の高騰も今話題になっていますし、嫌な感じですね。
幸い冬は夏ほど極端な使用量のピークは出ませんのでまだましですが、政府の激変緩和措置ももうすぐ終わりますし、冬に向けては世界的な燃料の需要も高まりそうです。
そう考えるとある程度の電気料金上昇は不可避な気がしますが、さて今年の冬はどこまでいきますでしょうか。