今年始めに電力小売り自由化間近。価格.comが電気料金比較サービスを開始の記事を書いた時点では、うちの場合は従来からの四国電力以外の有力な選択肢は見つかりませんでした。
しかし久しぶりに別の比較サイトエネチェンジでチェックしてみたところ、幾つかの選択肢が見つかりました。
有るにはあったが微妙な選択肢
うちの条件を打ち込んで出てきた選択肢の中で、今使っています四国電力より上位に出てきたのは以下の3つです。
第1位の「じぶん電力」は太陽光パネルを無料設置してその電力を利用するというプランですので、賃貸のうちでは採用不可能です。
また第3位の「ミツウロコでんき」は電力構成に再生可能エネルギーが入っていることが売りのようですが、電気料金自体がうちでは割高になりますので、これも選択対象外です。
というわけで結局残るのは第2位の「ヤマダのでんき」だけですが、こちらも節約できるのはせいぜい年間で2千円とちょっと程度。しかもそのうち半分くらいは有効期限付きのヤマダポイントでの還元のようです。
これでは即乗り換えを決めるには、ちょっとインパクト不足という印象です。
それでも電力小売り自由化の恩恵はあった
以上のように単身世帯で比較的電力消費の少ない我が家では、なかなか電力小売り自由化の効果を実感できません。
しかしそれでも一応恩恵はありました。それは四国電力が自由化への対応策としてよんでんコンシェルジュというユーザー向けサイトの運用を開始し、そこで「よんでんポイント」というポイントの付与を始めたためです。
と言っても使用量に応じてポイントが貯まるわけではなく、電力使用量の情報や各種記事がサイトに公開された段階でそれを参照すると数ポイント付くという方式ですので、せいぜい月に数十ポイントと気休め程度ですが。
しかし最近になってこのポイントがWAONにも交換できるようになるなど、徐々に使い勝手は改善されているようです。
直接的な金銭効率的には上記の「ヤマダのでんき」の方が若干上のようですが、あちらは1年未満で解約すると違約金が発生しますので、もうしばらくは「よんでんポイント」を貯めつつ他の選択肢が出てこないか様子をみてみたいと思います。