一昨日の11月16日、うちのFire HD 8で突然OSのアップデートが始まりました。
Fire OSってOSレベルのアップデートでも、何の確認もなく突然始まっちゃうんですね。少し驚きました。
Fire OS 5.3.2リリース
更新されたFire OSのバージョンは5.3.2。更新直後はリリースノートも見つからないちょっと怪しい状況でしたが、今日見たらリリースノートが公開されていました。
何とも素っ気ない文章ですが、英語版のリリースノートではAmazonの音声アシスタント「Alexa」(iOSのSiriのようなもの)のリリースが告知されています。
日本ではまだAlexaが使えませんのでその部分を外した結果、こんなあっさりした内容になってしまったようですね。
結果として日本語版では目に見える変化がほとんど無く、何が変わったのかと噂されていますFire OS 5.3.2ですが、実は重要な変化がありました。
パフォーマンスが改善
リリースノートの「Fireタブレットのパフォーマンスを向上させる一般的な改善点が含まれています。」という部分にヒントがあります(というか実質ここしか内容が無いのですが。。。)。
更新直後から少しレスポンスが良くなったような気がしてはいたのですが、気のせいかと疑いながら使っていました。
しかし更に2日ほど使ってみて確信しました。Fire OS 5.3.2にアップデート後、一部の状況で明らかにパフォーマンスが向上しています。
それはアプリを複数立ち上げて切り替えながら使っている場面です。以前にFire HD 8がアプリ使用で重くなってきた時の対処方法で書きましたように、今までのFire HD 8ではそのような場面で露骨にアプリの起動や切り替え速度が落ちるという問題がありました。
それを避けるために、今までは先の記事で書きましたようにアプリを小まめに終了させたり、メモリークリーナーアプリを使用したりしていました。
ところがこのFire OS 5.3.2にアップデート後、この問題がほとんど発生しなくなりました。現状試しによく使う
などのアプリを起動しっぱなしで使っていますが、アプリ切り替えで遅延はほとんど感じられません。
1.5GBというメモリの小容量からきていると思われたアプリ切り替え時の性能低下問題は、このアップデートで解消されたと見てよさそうです。
新型Fire HD 8は元々Amazonプライム会員なら9,000円以下で買える非常にコストパフォーマンスの良いマシンとして捉えられていましたが、この性能問題を克服したことでより実用性を高め、また一歩神機に近づいたと言えるでしょう。