以前にカタログギフトで悩んだ末に選んだもので書きました、カタログギフトで入手のアーミーナイフ スーベニアALですが、その後も果物剥きにパン切りにと日常で活躍しています。
しかし食べ物に使いますので毎回水洗いしているうちに、ブレードの出し入れが非常に固くなってきてしまいました。
ナイフメンテナンス用オイルを物色
考えてみれば入手から約1年半もノーメンテナンスで使ってきたわけですから、当然と言えば当然ですね。そこでナイフの可動部にさすオイルを探してみることにしました。
とは言っても食べ物用のナイフですので、あまり安易に身の回りに置いてある潤滑油を使うのもためらわれます。
いっそ食物用のオリーブオイルを使えば安全かとも考えたのですが、ネット上で食物油はゴミなどを巻き込んで後々メンテナンスが大変になるという情報を読みましたので思いとどまりました。
そして結局専用品のメンテナンスオイルを購入することにしました。それがこちらです。
量が少ないのにお値段535円、更に送料も160円かかるということでオイルとしてはかなりの高級品です。しかし、
アメリカ・FDAの認可を持つ食品規格潤滑油を使用しています。少量なら、口に入っても人体に害がありません。
という謳い文句が決め手になって、Amazonで注文することにしました。
実物到着
そして到着した実物がこちら。横に置いた百円玉と比べると、かなり小さいことがわかります。
裏面を見ると主成分は鉱物油や天然油ではなく、ポリオレフィンという化学合成物質のようですね。
キャップを取ると先端部はこういう極細形状になっていて、ナイフ付け根の隙間に入り込んでうまく注油できるようになっています。
早速スーペニアALに注油して見ると、見事にブレード出し入れ時のきしみが無くなりました。
あと、実はこんな重量級の代物(スイスチャンプ)も以前から持っていたりします(ナイフ以外に缶切り、栓抜きからハサミ、プライヤー、ドライバーまで何でもござれですので、車で遠出する時などにバッグに放り込んでおくと何かと安心)。
こちらもあまり使っていなくて各所がギシギシになっており、ツールを引き出す時に爪を痛めそうで怖かったのが、このオイルで見事に復活しました。
オイルの粘度は隙間に浸透できる適度な流動性を持ちながらも簡単に流れ出すほど柔らかくもなく、絶妙な感じです。さすが専用品ですね。
上記の2本のナイフに注油しても消費量は減ったかどうかわからないくらいでしたので、単価は高いもののコストパフォーマンスは悪くなさそうです。
これからはナイフも使いっぱなしではなく、このオイルで定期的にメンテナンスすることで快適に使い続けることができそうです。