ちょっと前に最近の食パンは想像以上に長持ちするようだという記事を書きました。
この記事のように最近の食パンはかなりカビにくくなっているようですので、賞味期限が過ぎてものんびりと食べていたところ、最近になって2回連続でカビを発生させてしまいました。
なぜカビが生えるのか?
1回目はイオンの安物PB食パンでしたのでそれが原因かと思い、次はちょっとお高めだったヤマザキのロイヤルブレッドを買ってみたのに、それでもカビが生えましたのでパン自体に問題があるのでは無さそうです。
まあどちらも買ってから1週間は経った後のことですのでメーカーを責められませんが、今後のためにも何がカビの原因になっているのかはつきとめておきたいところです。
それでカビが生えた時の状況を少し詳細に思い出してみますと、1回目はパンの側面に、2回目はパンの上部の耳の部分にカビが生えていました。
これが何と関係しているか考えてみると、一度取り出した後に袋に戻したパンが接触した部分からカビが発生するという仮説を思いつきました。
私は1回の朝食で食パンを半分しか食べませんので、半分に切って残った切れ端を袋に戻していたのです。
前の記事でも書きましたように、最近のパンでカビが生えにくいのはカビの胞子に触れないように生産工程が管理されているからだとすると、一度取り出して手や皿、ナイフなどと接触したパンが袋に戻されて接触した部分がカビやすいというのは有り得る話のように思われます。
一度取り出したパンは袋に戻さない
この考察を受けて、今後は一度取り出した食パンは別の容器などで保存し、元の袋には戻さないという方針で運用してみたいと思います。
これで少なくとも元の袋の中のパンのカビ胞子との接触は最低限に抑えられ、被害はあっても別容器内のものだけで済むはずです。
このやり方で購入から1週間以上経っても元の袋内でカビが発生しないようであれば、仮説は正しかったということになります。
もっともこれからは気温が下がる一方でだんだんカビ自体が発生しにくい季節に入っていきますので、正確に仮説の検証が終わるのは来年の夏まで待たなければならないかもしれませんが。
目に見えなくてもカビの発生が進行していることがあるので、時間が経ったものは食べない方がいいですよ。
カビている食べ物は、発がん性物質の塊です。昔の人の寿命が短かったのはカビを気にしないで食べていたからだという説もあります。