新型Fire HD 10 ファーストインプレッションで書きました昨日到着の新型Fire HD 10ですが、本機に手を出した目的の1つは録画データをダウンロードして鑑賞することです。
初期のセットアップも一通り終わりましたので、これに挑戦してみることにしました。
Twonky Beamの公開が終了していた
録画データのダウンロード・再生に使用するのは、以前にFire HD 8にTwonky Beamをインストールで書きましたDTCP-IP対応のアプリTwonky Beamです。
本アプリがダウンロードデータを本体ストレージ内にしか格納できなかっため、ストレージ容量の少ないFire HD 8では実用的に使用できませんでした。しかし今回購入のFire HD 10は本体ストレージが64GBもありますので、十分活用できるはずです。
早速AmazonのアプリストアからTwonky Beamをインストールしようとしましたが、なんと既に公開が終了して影も形も有りません。そういえば前回の記事(約1年前)の時点で既に「あと2、3ヶ月で公開が終了してしまう」というような話を書いていたのでした。
しかし諦めきれずにインストールしていたFire HD 8にAPK抽出ツールをインストールし、APKファイルを生成してFire HD 10に持っていたところ、なんとかインストールすることができました。
前回の時に購入していました有償のDTCP-IP対応機能も問題なく動くようです。
Fire HD 10にインストール後のアプリ情報はこんな感じです。
この段階でテストとして何本かの録画データを既にダウンロードしていますので、実際のデータ使用量はこんなものではないはずなのですが、そこはうまく認識されないようです。
なおダウンロード時のデータ容量としては、やはりSDカードではなく本体ストレージの方が消費されていました。
Fire HD 10での使用感
Twonky Beamが使用できることがわかりましたので、早速本格的にブルーレイレコーダーから録画データを取り込んでみました。
録画を20本ほどダウンロードした後のFire HD 10のストレージ状況はこんな感じです。
20本ダウンロードした後でも本体ストレージの空きはまだ40GB近くも残っていますので、容量的には余裕ですね。期待通りです。
ただダウンロード処理がよく失敗するのが難点です。失敗したデータも何回かリトライすると成功するので、元データなどに問題があるわけでもなさそうで原因は不明です。
さらにダウンロード対象を選択するリスト画面で各項目がダウンロード済みかまだなのか見分けがつかないため、大量にダウンロードするときにはストレスが溜まります。
その点、iPhoneの方で使っていますアプリDiXiM Digital TVはアイコンでダウンロード済みかどうか一目で見分けがつきますし、ダウンロード処理も滅多に失敗しませんので、使い勝手としてはこちらの方が一枚上手です。
ちなみに一旦ダウンロードが済んだデータについては、安定して視聴できています。ただチャプター(レコーダーが番組の切れ目などに自動的に設定してくれる)の選択機能はないようで、この点でもチャプターを選択して再生できるDiXiM Digital TVに一歩遅れを取っています。
というわけで機能的には色々と不満点はありますが、やはり10インチの大画面で見る動画はiPhone 6s Plusで見るのとは一味ちがいますので、録画データの鑑賞はFire HD 10メインでいってみようと思います。
Twonky Beam 最近起動後、落ちませんか?