先日Fire HD 10の録画鑑賞用にDiXiM Playを買うかどうか迷うで、Fire HD 10用にDTCP-IP対応のアプリDiXiM Playerを買うかどうかという話を書きました。
Amazonのアプリストアでは、Twonky Beam以外ではこれくらいしか有効な選択肢が見つからなかったためです。
Google PlayでMedia Link Player for DTV発見
しかし昨日とうとうFire HD 10にGoogle Playをインストールで書きましたようにFire HD 10でもGoogle Playのストアが使えるようになったことにより、選択肢の幅が広がりました。
改めてGoogle PlayでDTCP-IP対応のアプリを探してみたところ、以下のMedia Link Player for DTVというのを発見しました。
Media Link Player for DTV – Google Play の Android アプリ
メーカーのホームページはこちらになります。
Media Link Player for DTV ~スマホでテレビを見よう~
Google PlayにはMedia Link Player for DTV Liteという試用版(連続視聴できる時間が一番組あたり一分間のみ)も公開されており、そちらで試してみるとうちのブルーレイレコーダー パナソニックのDIGA DMR-BWT550-SとFire HD 10の組み合わせでも安定して動作するようでした。
また、DiXiM Playが買切り1,400円(税抜)するのに対し、こちらは900円(税込)と割安で、さらに普通のGoogle Playの決済手段が使えます。それであれば以前にポケモンGO 6日目、そろそろ課金を意識し始めるなどでちょっと触れましたGoogle アンケートモニターで稼いだクレジットが使えそうです。
以上のような理由により、このMedia Link Player for DTVを買ってみることにしました。
なおFire HD 10上のGoogle Playで正常に有料課金の決済ができるかは謎でしたが、やってみたらあっさり通りました。
Media Link Player for DTV インプレッション
実際にFire HD 10上でMedia Link Player for DTVを使ってみると、なかなか快適です。
iPhoneの方で使っていましたデジオン製のDiXiM Digital TVと比べてみても、ダウンロード・再生とも安定性はほぼ同等であり、ほとんど失敗はありません。
Androidでの使用で1つのポイントとなるSDカードへのデータ保存についても、しっかり対応しています。
また視聴時の利便性を高めるチャプタースキップや倍速再生(1.25倍/1.5倍)に対応している点もDiXiM Digital TVと同等です。
DiXiM Digital TVの特色の1つであるリモートアクセス(自宅外からのDTCP-IPサーバーアクセス)はこちらにはありませんが、うちの機器はもともとこれに対応していませんし、使っているのが格安SIMで動画をストリーミングで見られるほど通信容量もありませんので、元から使っていませんでした。
DiXiM Digital TVに比べて唯一実用上問題があるのは、動画ダウンロード中は他の取込み済み動画を再生できない点です。まあダウンロードはそれほど長時間かかるものでもありませんし、端末を使っていない時間を見計らってやればいいことですので、それほど大きな支障はありません。
なお前のDiXiM Playerの記事で書きました再生時の音量がかなり小さいという点については、こちらも同様でした。全く違うメーカーのアプリで同じ傾向ですので、この点はハードあるいはOS依存の現象なのかもしれないですね。
というわけで、一応Fire HD 10でも快適な録画視聴環境が整いました。Fire HD 8にFire HD 10を買い足した大きな要因の1つは録画データの格納容量不足でしたので、もう少し早くこのSDカードを使えるMedia Link Player for DTVの存在に気づいていたら、Fire HD 10は買っていなかったかもしれないんですけどね。