週末にはゴールデンウィークの帰省をする予定ですので、色々とその準備をしているところです。
帰省時は車で移動しますので、その道中の車の中で聞く音源を準備するのもその一つです。
Podcastのコンテンツが欠乏
今まで車の中では主にPodcastを聞いていました。またPodcastは家事や炊事をするときのながら聞きにも最適でした。
しかし今まで聞いていましたPodcastのメインコンテンツの1つであるニッポン放送の「ザ・ボイス そこまで言うか」が3月で終了してしまいました。この番組は毎週日替わりでゲストコメンテーターが様々なニュースについて解説するというもので、ボリュームがあって聴きごたえもあり重宝していたのですが残念です。
この番組が無くなったことにより、残りの購読中のコンテンツは週1回更新のものがほとんどとなり、だんだん聞くコンテンツが不足するようになってきました。
替わりのコンテンツも探しましたが、どうもピンと来るものが無いという状況です。
「ラジオクラウド」アプリ発見
そんな中、スマホで聞けるラジオ系のアプリとして「ラジオクラウド」というものがあるのを知りました。
スマホで聞けるラジオアプリとしてはradikoが有名ですが、あちらは本物のラジオの動きをエミュレートすることがコンセプトのようで、無料では聞ける放送局のエリアに制限がありますし、聞ける番組も原則その時に放送されている番組に限られます(最近はフリーターム機能というので過去1週間以内の番組が聞けるようになったようですが)。
一方このラジオクラウドの方は放送局がセレクトた番組をアーカイブし、いつでも聞けるようにするというのがコンセプトのようです。
このためアプリ内で放送局のタブを選ぶと番組がずらずらと出てきて、番組を選択するとそのコンテンツのリストが出てくるというPodcastに近い動きになっています。
これらのコンテンツはその場でストリーミング再生することもできますし、一旦端末にダウンロードして後で聞くこともできます(この点もPodcastに近い)。
自宅の回線でダウンロードしておけばスマホの回線容量を圧迫することもありませんので、まさしく私の車中での暇つぶしには最適なアプリです。
というわけで早速iPhoneにインストールしてみました(アプリはAndroid版もあります)。
実際にアプリを触ってみると、TBSラジオ・文化放送・ニッポン放送・ABC放送などのメジャーな放送局から全国の地方局まで、さまざまな放送局が参加していることがわかります。
ただ、元々「TBSラジオクラウド」というサービスを運営していたTBSラジオが博報堂と組んで立ち上げたサービスということで、番組の充実度はTBSラジオが突出しているようです(他の局は登録されていても番組が数個のみとかお寒い状況のところも多い)。
あと、Podcastと違ってレビューやランキングなどの機能はありませんので、聞きたい番組を見つけるのにはちょっと苦労しそうです。
「文科系トークラジオ Life」があって感激
TBSラジオの番組をつらつら眺めていたら、昔Podcastで聞いていて途中から配信がなくりました「文科系トークラジオ Life」が登録されているのを見つけて感激しました。
この番組は深夜に若手の文化人とか論客が集まって様々なテーマについて延々とダラダラ語り合うというというもので、これも聞けなくなって残念な番組の1つでした。
早速2017年以降の放送分をまとめてダウンロードさせていただきました。
これだけで帰省の行き帰りに聞く分は十分まかなえそうです。
Podcastは広告などの収益につなげる手段が乏しく運営を続けるのが難しいメディアと言われていましたが、こういうアプリが普及することでラジオ文化とスマホがうまく融合し、これからも生き残ってくれると私としてもありがたいです。