ただいま徳島で不要な物をゴミ出しするなどして、次の岡山帰省までに少しでも部屋を整理しようとしています。
全ては岡山移住に向けての準備ですが、少し冷静になって考えてみると移住に向けて突っ走る前にもう少し頭の中を整理した方が良さそうな気もしてきました。
岡山移住は最良の選択か?
事の始まりは父親の闘病生活開始で書きました父親のがん発症なわけですが、ふと振り返ってみるとこれを知ってからまだ1カ月も経っていません。
それでも徐々に物を食べられなくなっていく父親と、その看護でてんてこ舞いしている母親を見ていると、このまま放っておくことはできないということで急ぎ実家近くの賃貸物件への移住を模索し始めました。
しかしこれ、一応親には言ってあるものの、実はまだ十分な合意には至っていません。父親の方はそれでも良いという感じなのですが、母親の方はどちらかというとまだ実家への同居を望んでいる感じです。
まあ父親が万一寝たきりとなれば母親一人では到底面倒を見きれないでしょうからその気持ちもわかるのですが、こちらとしても今までの生活パターンを全て打ち捨てて慣れない同居を始め、介護に専念するというところまでは踏ん切りがついていません。
介護本で基礎知識を付ける
このあたりを総合的・論理的に判断して自分なりの結論を出し、同時に親にも納得感を持ってもらうためには、現状では介護に関する知識があまりにも不足している気がしてきました。
そこでとりあえず介護本を何冊か読んでみることにしました。まず1冊目として手を付けましたのは、くらげネコさんのブログでも紹介されていましたこちら。
文庫本でお値段も756円とお手頃ですし、たまたま近所の本屋で見つかりましたので買ってみました。
タイトルは少し過激ですが中身はいたって普通で、病気・入院、認知症、介護、住まい、資産管理、相続、葬儀など、「親の老後」に関することが幅広く解説されています。
カバー範囲が広い分 書かれています内容は薄目ですが、筆者がファイナンシャルプランナーの方ですのでお金のことが比較的詳しく書いてあるのは良いですね(介護の分野でも多くの場合、最後に物を言うのは多分お金です)。
唯一タイトルの「逃げよ」に関連していると思われるのは、第3章の「(4)介護離職はしてはいけない」の中で引用されていますルポライター 山村基毅氏の以下の言葉。
まずは、自分ができるところはここまで、と割り切って、あとは公的なサービスに委ねるしかないでしょう。そして最後の最後まで追い詰められたら、そのときは放り出して逃げればいい。
私も自分の気持ちを押し殺して介護生活に埋没し、最終的に親を呪うような事態になることは避けたいので、最低限自分の生活を維持するための逃げ道は確保しておきたいと思います。
もう2~3冊は読む
新しい分野の知識を手っ取り早く得るためには、まずその分野の著者が違う書籍を3冊は読んでみろというような話もありますので、介護本をあと2~3冊は読んでみようと思っています。
実は既にAmazonで良さそうな中古本を見つけ、もう1冊注文しています(今までAmazonで中古本を買ったことが無かったので、体験してみたかったという話もあり)。
更に今やっています楽天スーパーセールのスロットで期間限定ポイントがいくらか貯まっているのと、楽天Koboから誕生日プレゼントの150円OFFクーポンが送られてきていますので、Koboでも1冊何か買ってみようかと思っています。
それにしても1カ月前には、自分がこんな感じで介護本を読み漁ることになろうとは夢にも思っていませんでした。介護というのは本当に突然やってくるのですね。まあ親の齢を考えれば、十分予想はできたはずなのですが。。。
また、お邪魔します。いきなりですがお父様は介護保険を使ってらっしゃいますか?それならいいのですが、お母様が疲れぎみということなので、でしゃばりました。介護保険を申しこんでから判定がでるまで時間がかかるのです。うちは13日かかりました。早目にした方が後がスムーズに行きます。訪問看護も相談できるし、入浴介護もしてくれます。市役所でもいいですが、地域包括支援センターに行けば介護保険の説明もしてくれて、相談もできます。連携で市役所に連絡してくれて、役所から調査に家に来ます。その後介護度判定がでます。早目にお母様と支援センターに相談に行かれて下さい。