介護本の総仕上げとして読んだ一冊

先日の記事介護本3冊目は楽天Koboでの最後で「最後にもう1冊、介護分野全体を網羅するようなハンドブック的なものも1冊読んでみようか」と書きましたが、そのために購入した書籍を読み終わりました。

ある日、突然始まる 後悔しないための介護ハンドブック

今回購入したのがこちらの書籍です。

先日書きました「親の介護をする前に読む本」を買ったあとに得た楽天スーパースロットのポイントと誕生日プレゼントの150円OFFクーポンを投入し、楽天Koboで購入しました。

しかし今見てみますと、Kindleなら紙の書籍の価格1,404円の半額に近い730円で買えますね。これが一時的なキャンペーン価格なのかどうかよくわかりませんが、今買うならKindleの方がお得そうです。

介護初心者向けのツールが手に入る

本書を手にした主な目的は介護全体に関する体系的な知識を得ることで、もちろんそれについても書いてあります。

しかしそれよりも、介護初心者が介護の全体像を把握するために役立つ本書独自のツールがちりばめられているところが秀逸でした。

例えば第1章で出てくる介護の時間の流れを把握するための、混乱期から負担期、安定期を経て看取り期に至る「介護のロードマップ」。

また第3章を構成する「介護で倒れてしまわないための10か条」、そしてこの10か条の最期の第十条に出てくる介護者の状況の可視化と介護内容の記録に役立つ「介護手帳」などです。

いきなり介護の現場に放り込まれたものは状況をよく呑み込めないまま混乱状態で同じところをグルグル回る思考のループに陥りがちですが、こういうツールがあると気持ちを落ち着け、考えを整理するのに役立ちそうです。

介護者手帳はKindleでも販売中

「介護者手帳」は上記の「介護手帳」を、本書の著者 阿久津 美栄子さんが主宰するNPO法人 UPTREEで具体的な形にしたものです。

この法人の会員になることで入手できますが、Kindleでも販売されているみたいですね。

もちろんこれを本格的に使うとなったら、私個人だけではなく両親や兄弟も巻き込んでいかないといけませんので、一筋縄ではいかなそうです。

しかし家族全体でそういう気運が盛り上がってきたら(あるいは盛り上げていくために)買ってみても良いかなという気もしてきています。

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