このブログでも書いてきましたように先日岡山の実家から徳島に戻って以来、ずっと介護本を読み漁っています。
一応介護本については、先日の介護本の総仕上げとして読んだ一冊で書きました4冊目で一区切りにしようと考えていました。
がんばらない介護
しかしAmazonの関連書籍でちょっと気になる本が見つかりましたので、勢いでもう1冊購入してしまいました。それがこちら。
見つけたのはAmazonですが、さすがに5冊目ともなりますと重複情報も多くなってコスパが低下しそうですので、電子書籍版がAmazonの1,458円より少し安い1,312円で買えて、さらにGoogle アンケート モニターで稼いだクレジットが使えるGoogle Playで購入しました。
ちなみにこちらも、Fire HD 8に入れたPlay ブック アプリで読みました。やはり複数ストアのリーダーアプリを入れられるGoogle Play ストア アプリ インストール済みのFireタブレットは便利ですね。
なおこの購入で、本をもう1冊買ったらGoogle Play クレジットの有効期限が延びたで書きましたGoogle Play クレジットの失効日2019年1月3日が7月6日に延びました。やはり最近Google アンケート モニターで稼いだクレジットは、取得日に応じて個別に失効日が設定されているようですね。
今までの介護本に無い一歩踏み込んだ記述
さてこの「がんばらない介護」、もちろん一般的な介護に関する知識や情報も書いてあります。しかしそれよりも特徴的なのは、具体的な事例を交えてかなり踏み込んだ見解が書いてあることです。
例えば「関係がよくない親なら、愛ある介護じゃなくていい」なんていうタイトルの節があります。ここでは例えば何年も会わず交流が無かった親に対しては
経済的に余裕があれば、介護に関わる費用だけを負担する。余裕がなければ、申し訳ないが、援助はできないとお断りする。
そういう対応でもいいと述べられています。
また夫の親である義父母の介護を親族から押し付けられて疲弊している奥さんに対しては、「姻族関係終了届」という届けを出せば義父母との姻族関係は解消され、扶養義務も無くなるという知恵を授けています。
もちろん不用意に使える手段ではありませんが、最終的にはそういう手段があると知っただけでも救いになる場合はあるでしょう。
このように一般的な介護本ではちょっと出てこない、実際の介護者の立場に寄り添った建て前でない生々しい話が聞けるのが本書の特徴です。
現状の私の場合は、例えば以下のような節が参考になりました。
- 「経済的なことが心配」介護費用は親の年金・預金をあて、自分のお金は持ち出さない
- 「 やっばり同居しないとダメか・・・」世帯分離で介護するほうが 、さまざまなサービスが受けやすい
具体的な内容について興味がある方は、本書を購入して読んでみてください。
本は、さまざまな考え方を示してくれます。セミリタイヤ後、会う人も限られる中で、本の言葉ひとつに、度々助けられています。本のご紹介、ありがとうございます。