今日また父親のがんの診断のため、大学病院に行ってきました。今回で4回目の受診です。
今までは両親そろって出かけていましたが、今回は母親が外せない用事があるということで私と父親の2人だけでの受診となりました。
致命的な副作用は無いが食欲不振継続中
今回もまず血液検査を受けましたが、白血球の減少など免疫系への致命的な副作用は確認されませんでした。
ただ前回の父親の大学病院受診3回目でも書きましたように、抗がん剤の服用量を当初の半分まで減らしたにも関わらず、食欲不振が解消されていません。おかげで体重の方はさらに減少してしまいました。
そろそろ抗がん剤の効果よりも体重減少による体力低下の悪影響の方が心配になってくる頃合いですが、一応今の抗がん剤の服用には父親も慣れてきたようですので、もう1サイクル(休止1週間+服用2週間)は続けてみることになりました。
次のCT検査の結果によっては大きな判断を迫られる
その上で次の受診時にはCT撮影を行い、抗がん剤の効果を確認するとのこと。
そこでがんの病巣が縮小しているなどの効果が確認できれば良いのですが、そうでなければ副作用による体力低下の危険を冒してまで抗がん剤の服用を続ける意味はないという結論になりそうです。
万一そうなった場合は、さらに強い注射タイプの抗がん剤を試すか治療を取りやめるかという究極の選択を迫られることになります。一応その可能性も考慮して、どうするか家族とも話し合って考えておいてほしいと今日言われました。
一応家族の立場としては、治療の可能性がまだあるのなら新しい薬も試してほしいところです。しかし本人ももう高齢ですので、きつい副作用などが想定される治療はもう止めたいと言われれば無理強いすることもできそうにありません。
結局最後は本人に選択してもらうしかないような気がします。いずれにしても次回が治療に関する大きな節目になりそうです。