前回今年6回目の投信リバランス、コロナショックはどこを目指す?を書きましたのが4月14日、それから1カ月ちょっとの一昨日、また投信リバランスを行いました。
今年7回目の投信リバランス
今回で今年の投信リバランスも7回目となりました。コロナショック直後の2月~3月に比べれは間隔は開いてきましたが、それでも少ない年には年間2~3回程度しかリバランスしなかったことを考えると、相変わらずのハイペースです。
日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)を見ますと以下のような感じで、コロナショックの落ち込みに対して半分以上は回復しました。
時々二番底に向かうかと思われるような下落局面もあるものの、そのたびに切り返して今のところは順調に回復しているように見えます。
一方NYダウの直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)も見てみますと、4月以降は伸びが日経平均に比べてやや弱いですね。
今のところは24,000ドルをはさんだレンジ相場に入っているように見えます。
日経平均もNYダウも現状からさらに上に抜けるようであれば、本格的な回復基調に乗ったと言えそうです。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランス内容ですが、以下のようになりました。
- 売却
- 日本株式:-4.5%
- 海外株式:-2.9%
- 購入
- 日本債券:+1.5%
- 海外債券:+2.2%
- 海外REIT:+10.8%
今回は典型的な株式売り、債券買いのパターンになりました。上記のように最近はNYダウが日経平均に比べてやや伸び悩んでいますので、日本株の売りが多くなっています。
また買いの方は、債券に加えて回復が遅れている海外REITも大幅買い増しとなりました。REITはポートフォリオに占める比率が低いので資産全体に大きな影響は与えませんが、回復については長期戦になりそうですね。
コロナショックは世界的に各国が出口戦略を探るフェーズに入っていますが、このまますんなり回復に向かうのか、それとも再度揺れ戻しが来るのか、まだまだ予測がつきません。
私については、現状でも資産総額がコロナショック前のピークに対して95%程度まで回復しています。一時期80%付近まで落ち込んでいたことを考えると、しばらくはこのあたりでの足踏み状態でも御の字です。
ただここからさらに回復が続くようであれば、いよいよコロナショックに耐えて行ったリバランスの果実を収穫するフェーズが早くも訪れるかもしれません。
まあいずれにしても、やるのは定期的なリバランスだけなのですが。