日常生活で容易に手に入る消臭袋の代用品とは?

先日アイラップのもう一つの使い道で、ラップ素材のポリ袋 アイラップを消臭袋に使うという話を書きました。

そこで食品の袋の中でもガスブロック性が高いものは消臭袋の代用品になるかもという話も書きましたが、今朝観たテレビ番組でちょっと意外な袋が消臭袋に使えるという話をやっていました。

食パンの袋が防臭性高

それは何かというと、食パンの袋です。番組ではこれに使用済おむつを入れて口を縛ることで、臭いがほとんどしなくなったという家族の事例は流れていました。

また臭いのきついキムチを普通のポリ袋やレジ袋と食パンの袋に入れて1日後に臭いを比べるという実験では、食パン袋は明らかに臭いのレベルが違ったとのこと。

食パンならうちでも毎朝食べていますので、袋が簡単に手に入ります。また入っているものが液状や脂っこいものでもありませんので、使用後に保存しておくのにも手間がかかりません。身近にこんな手軽な防臭袋の代用品が転がっていたとは盲点でした。

ちなみにこの防臭性の違いの原因は、普通のポリ袋がポリエチレンという材質なのに対して、多くの食パン袋がポリプロピレンという素材を使っているところにあるとのこと。

食パン以外でも身の回りの食品袋などでポリプロピレン製のものがないかチェックしてみると面白そうですね。袋に明確な素材が書かれていなくても、廃プラのリサイクルマークの周辺に「PP」と書かれているのがポリプロピレン製のようです。

アイラップはポリエチレン製だった

この話の流れからして前出のアイラップもポリプロピレン製なのかなと思いパッケージを確認してみたところ、意に反してアイラップはポリエチレン製でした。

ただアイラップの場合は同じポリエチレンでも高密度ポリエチレン(HDPE)という種類の素材のようです。これに対して普通のポリ袋の素材は低密度ポリエチレン(LDPE)と呼ばれるようですね。この違いにより、耐熱性やガスブロック性に違いが出るのですね。

ただ以下のアイラップ公式アカウントのツィートのように、高密度ポリエチレン製だったら必ず耐熱性が高いか、というとそういうわけでも無いようです。

臭いが多少漏れる程度ならまだマシですが、熱を使う場面での誤用は思わぬ事故に繋がる可能性もありますので、素材だけ見て思い込みで使わず、商品に書いてある説明をしっかり読んで利用する必要がありそうですね。

スポンサーリンク

フォローする

おすすめトピック(一部広告あり)

おすすめトピック(一部広告あり)