前回株式市場の先行きが怪しい中、再び投信リバランスでリバランスをお伝えしたのが先月9月の末でした。
それからまだ半月ほどしか経っていませんが、昨日再び投資信託のリバランスを行いました。
今年12回目の投信リバランス
今回で今年のリバランス回数はとうとう12回目となり、平均すると本当に月一ペースでリバランスを行ったことになります。さし迫ってきました米大統領選前後には更なる波乱も予想されますので、回数はさらに増える可能性が高そうですが。
日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)を見ますと、こちらは多少の上下を繰り返しながらもじりじり上がってきている印象ですね。
今 菅政権に対しては日本学術会議の任命拒否問題で批判が集中していますが、株価にそれほど影響していないところを見ると、一部野党、学者、メディアなどが騒いでいる割には世間一般や市場はそれほど問題視してないということなのかもしれません。
一方NYダウの方の直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)は以下の通り。
こちらは前回リバランス時に一時的に株価がかなり下落していましたが、現状は既にほぼ下落前の水準近くまで回復していますね。
米大統領選の行方はまだ予断を許しませんが、トランプ大統領の新型コロナウイルス感染などでバイデン候補有利の見方が強まってきたのが効いているのでしょうか。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランスですが、以下のような内容になりました。
- 売却
- 海外株式:-3.7%
- 海外REIT:-4.1%
- 購入
- 日本株式:+2.4%
- 日本債券:+3.0%
- 海外債券:+2.2%
今回は前回のリバランス時と全く逆で、前回買いだった海外株式と海外REITが売りに、前回売りだった残りのクラスが買いに回りました。上記のようにNYダウが前回時の下落から急回復したのが効いているのでしょう。
今後の動きは予想がつきませんが、やはりおよそ半月後に迫っています米大統領選挙が次の山場となる可能性が高いでしょう。
こちらはいずれにしても粛々とリバランスを続けていくのみですが、今年の頻繁なリバランスのおかげで、もはや前世代の遺物となりましたインデックスファンドであるSTAMシリーズの持ち分がかなり減らせました。
この分ですと、来年くらいには完全に持ち分が無くなるSTAMシリーズも出てきそうです。ただまあSTAMシリーズが片付いたとしても、その後にまだeMAXISのメタボシリーズが控えていたりするのですけどね。