このところずっと書いています車買い替えの話ですが、とりあえず目ぼしいディーラーの1回目の巡回が終了しました。
三菱 ekクロススペース
完全に失念していましたが、前回書きました日産ルークスの姉妹車が三菱からも出ていたのでした。それがekスペースです。三菱の場合、トールワゴンはファミリー仕様のekスペースとRV調のekクロススペースの2本立てということでちょっと変則的ですね。
ekスペースはあまりにもファミリー感丸出しでしたので主にekクロススペースの方を見てきましたが、こちらはミニ デリカと言っても過言ではないくらいいかつい顔付きです。
外装はかなり違いますが、中身は日産ルークスとほぼ同じらしいです。希望のターボ車が無かったのでとりあえずNA車に試乗させてもらったところ、パワーはやや物足りないものの素直な乗り心地でした。
ちなみにこのルークスやekクロススペースにはマイルドハイブリッド機構が搭載されていますのでその感触も確かめたかったのですが、ちょっと試乗したくらいではよくわかりませんでした。それだけ自然なセッティングになっているのかもしれません。
こちらの三菱の場合はネームバリューで日産に一歩劣っているのを意識しているのか、店員さんの対応はいたって親切でした。この点は好印象です。
ちょうど今ならターボモデルにナビパッケージを付けたお得な特別仕様車があるということでそちらで見積りしてもらいましたが、ほぼ同じ装備で安いディスプレイオーディオを選択したルークスと同程度の見積り価格が出ましたので、確かにお得なようです。
あと下取りの査定もしてもらいましたが、65万円という新記録がでました。やはりこの点でも複数のディーラーに当たる価値はありそうです。
スズキ スペーシア
次は前回マイナーチェンジ直前で見積りがもらえなかったと書きましたスズキのスペーシアです。再度出かけて行って、無事モデルチェンジ後のカタログと見積りをもらうことができました。
こちらはNAとターボ両方の試乗車がありましたので乗り比べさせてもらいましたが、やはりNAはややパワー不足な印象ですね。こちらも選ぶならターボです。
ちなみに通常の試乗では営業さんが横か後ろに同乗することが多いのですが、こちらでは15分くらい自由に走ってきていいですよという何とも大らかな対応で、なかなか良かったです。
なお、このスペーシアにもマイルドハイブリッドが付いていますのでそちらも確認しました。ディスプレイに状況に応じてモーターで駆動力の補助をしているのか、逆にタイヤから回生してバッテリーを充電しているのかという矢印が表示され、面白かったです。ただ加速時にやや不自然な駆動力のカクつきが感じられる気がして、運転の印象は今一つでした。
見積りはスペーシア カスタムのグリルのギラつき具合がはやはり馴染めず、RV調のスペーシア ギアのターボで出ししてもらいました。装備をルークスやekクロススペースとほぼ揃えると、同じターボ車ということで値段の方も同水準でした。
ただ下取りの方で同グレードで走行距離2万kmの車が見当たらなかったということで、走行距離6万kmの車を参考にして出した見積り額が60~65万円ということでした。こちらは最終的にはもう少し上が出るかもしれませんので、後日連絡していただくことになりました。
ダイハツ タント
最後の1社は、第一印象があまりぱっとしなくて行くかどうか迷っていましたダイハツのタントです。
しかし念のため実車を見みいってみますと、上位グレードのタント カスタムが地味過ぎず派手過ぎずなかなか良い質感でした。
ターボモデルの試乗もさせてもらいましたが、こちらも十分なパワーに落ち着いた運転感覚で好印象でした。
今年あったマイナーチェンジで上位モデルには電動パーキングブレーキや全車速対応のACCなども搭載され、装備的にも他社に後れを取ることはなさそうです。
とりあえず上記のルークスやekクロススペースに近い装備で見積りをしてもらったところ、やはり価格帯は同程度になりました。
そして下取りの方ですが、なんと約70万円という最高記録が出ました。最初に行ったホンダで一声で出てきました40~50万円から、このくらいは変わるのですね。やはり競合させての見積りは必要です。
というわけで、これで1回目のディーラー巡りが完了です。基本的な装備の情報や実車の感覚、価格の情報などもほぼ得られましたので、ここでじっくり比較検討したいと思います。
来年2月の車検までに納車が間に合うところと間に合わないところがありそうですが、一応車検時期を意識して次週2回目の訪問をして下取りや値引きなどの価格をすり合わせ、候補を絞り込んで3回目に行くときには結論を出す方向で考えたいと思います。
まあ車検といっても軽自動車の場合は余計なことをしなければ5万円程度で済みますので、無理にねじ込まずに車検を通してからじっくり交渉するという結論になる可能性もありますが。