サービス開始以来私もずっとお世話になっています家計簿・資産管理サービスのマネーフォワードですが、このたび無料ユーザーに対する決定的な機能縮小が発表されました。
無料会員の金融関連サービス連携上限数を10から4に縮小
今までも何度か無料会員の機能を縮小して有料化を促す意向を見せてきましたマネーフォワードですが、今回はとうとう本気になったようです。
変更の詳細は以下で確認できます。
『マネーフォワード ME』無料会員における金融関連サービス連携上限数の変更のお知らせ – マネーフォワード MEサポートサイト
『マネーフォワード ME』無料会員さまの連携上限数の変更、およびサービスの将来像について
具体的には2022年12月7日から、無料会員の金融関連サービス連携上限数を10から4に縮小するということですね。
連携数の上限が4といいますと、銀行、証券会社、クレジットカードなどの決済手段のどれか１種類でも正副の２つがあればそれでもういっぱいいっぱいという状況ですので、わざわざマネーフォワードで資産管理したいという意向のあるユーザーにとっては死活問題でしょう。
また今までは既に登録してある連携先については無料会員でも上限数を超えて利用できるという先行ユーザー向けの特典が適用されていましたが、それもこの機会に中止になるようです。
つまり今後無料会員は本当にお試しのための機能となり、利用料を支払う意思のないユーザーは切り捨てる。結果として多数を占める無料ユーザーは大幅に減ってもやむなし、という明確な意思表示と受け取れます。
まあマネーフォワードはサービス開始以来ずっと赤字のようですので、とうとう堪忍袋の緒が切れたといったところでしょうか。
「マネーフォワード 固定費の見直し 電気サービス」も新規受付を停止していた
私の場合はマネーフォワードで電気を切り替えるとプレミアムサービスが無料で書きましたように「マネーフォワード 固定費の見直し 電気サービス」というのを使って電気事業者をシン・エナジーというところに切り替えることにより、マネーフォワード プレミアムサービスの料金を実質無料にしています。したがって今回の改悪についても、直ちには影響を受けません。
しかし気が付いていませんでしたが、この「マネーフォワード 固定費の見直し 電気サービス」の方も今は新規受付を停止しているようです。
『マネーフォワード 固定費の見直し 電気サービス』新規お申込み受付停止のお知らせ｜株式会社マネーフォワード
この様子ですと、こちらもいつまでもつか怪しいものです。
また最近はシン・エナジーの電気料金もうなぎ上りに上昇しているようですので、 プレミアムサービスの月額500円分の元が取れているのかも怪しくなってきました。
今後「マネーフォワード 固定費の見直し 電気サービス」の運用自体が無くなったとき、あるいは電気代の観点からこの契約をしている価値が無いという結論に至った時には、マネーフォワードと決別するか有料で使い続けるかの選択をしなければならなくなります。
その時には、以前のマネーフォワード改悪時にも一度検討しましたが、競合サービスであるMoneytreeへの乗り換えなども本気で考える必要がありそうです。