今週もプチドライブに行ってきました。
今回の行先は岡山県きっての初詣の名所 最上稲荷と、その近くの備中高松城跡にあります高松城址公園です。
高松城址公園
まずは最上稲荷への道の少し手前にあります高松城址公園に立ち寄りました。
ここにありました備中高松城は豊臣秀吉の水攻めで有名な城です(秀吉は本能寺の変の知らせを受け、それを秘匿して大急ぎで城主 清水宗治を自刃に追い込み、その後中国大返しで明智光秀討伐へ)。
なお高松という名前が付いていますが、瀬戸内海のお向かい 香川県の高松市とは何の関係も無いようです。ちなみに岡山には備中松山城という城もあったりしまして、なかなかややこしいです。
公園内は城跡といってもそれらしい遺構などはほとんど無く、ちょっとした尾瀬のような湿地帯の雰囲気でした。
本丸跡もこんな感じ。
当時は本丸・二の丸・三の丸の三つの小島を橋でつないだような構造だったようです。周囲が湿地帯で大軍勢での攻めには強かったようですが、高さがほとんどありませんのでこれは水攻めされたら確かに厳しそうです。
敷地内には小さいながらも綺麗な資料館もあり、こんなジオラマがあったり水攻めに関する歴史映像が放映されていたりしました。
最上稲荷
さて次に、メインターゲットであります最上稲荷(さいじょういなり)に向かいます。
まずは国道から最上稲荷に向かう県道に入ったところで巨大な鳥居のお出迎えです。
前に停まっています車と見比べるとその巨大さがわかります。初詣の時には周辺の道が渋滞し、遠くに見えるこの大鳥居がなかなか近くならなくてイライラするのが定番です。
ここから車で10分ほど走ると最上稲荷に到着します。仁王門はインド風(?)で、仁王様は金ピカ。
さらに本堂も超巨大で、なかなかのド迫力です。
さてここで皆様、何か違和感を感じませんでしたでしょうか。稲荷なのに仁王門に本堂?
そう、私も今回調べて初めて知ったのですが、ここ実は最上稲荷山妙教寺というお寺なのですね。昔初詣したこともあるのですが、ぜんぜん気が付いていませんでした。色々紆余曲折があって、神仏習合という形態になっているようです。
なお帰りに初詣時は人でごった返す門前町(参道)も少し歩いてみましたが、平日のこの日は人影も無く、開いているお店もほとんどなくてシャッター通りのようになっていました。
昔ここで食事をした思い出などもありましたので、なおさらギャップがすごかったです。
というわけで食事をする場所なども見つからず、また車を置かせてもらったのも土産物屋の駐車場であまり長時間まったりできる雰囲気でもありませんでしたので、この日はほぼ昼過ぎまでで切り上げて食事は摂らずに帰ってきました。
このところのの暑さで最近寝不足気味でもありましたので、短時間でさっと切り上げるこんなドライブも悪くはないと感じました。