ここ数年栄華を誇ってきました米国株式ですが、トランプ大統領の登場を受けてとうとう調整局面が訪れたようですね。
私も急落しました海外株式の比率を補正するため、一昨日に久しぶりの投資信託リバランスに踏み切りました。
米国株式急落を受けてリバランス
まず日経平均の1年チャート(SBI証券のページから引用)で見てみますと、こんな感じ。
こちらも前月あたりからかなり下がってはいますが、下の米国株式のチャートに比べると珍しくまだマシな状況です。
そして問題のNYダウの1年チャート(同じくSBI証券のページから引用)がこちら。
明らかに日経平均より1ランク上の下げを示しています。また日経平均の方はここ数日は底打ちを匂わせる動きをしていますが、こちらのチャートですとまだまだ下がってもおかしくなさそうです。
就任早々で意地っ張りかつ強がりなトランプ大統領のこと、すぐには株価対策などもやらないでしょうしね。
今回のリバランス内容
そんな流れを受けました今回のリバランス内容ですが、以下のようになりました。
- 売却
- 日本株式:-1.5%
- 日本REIT:-1.1%
- 海外債券:-1.7%
- 購入
- 海外株式:+2.7%
- 海外REIT:+2.4%
海外株式と海外REITが買いに回り、日本株式・日本REIT・海外債券が売りという明らかに今までとは違うパターンです。長らく買いの主役は日本株式か日本REITという状況が続いていましたが、とうとう逆転しました。
リバランスによって粘り強く日本株式や日本REITに資金を移してきましたが、とうとうそれが報われる局面です。とはいえ上記のように日経平均も程度の差こそあれ下がっていますので、資産全体で見るとかなり減っているのが悲しいところですが。
こういう下落相場が今後も続くのかどうかは定かではありませんが、トランプさんの強引かつ気まぐれな政策の効果が見極められるまでは、まだ不安定な状況が続きそうです。
私の方はどこが急落しようと慌てることなく、適宜リバランスしながら相場についていくことに専念するつもりです。