最近、またYouTubeでアウトドア動画を見るのにハマっているのですが、そこで気になりましたのが水蒸気炊飯です。
この水蒸気炊飯を試すため、ダイソーのメスティンポットを手に入れてきました。
ダイソーのメスティンポット
メスティンポットはダイソーのアウトドア用品の中ではヒット商品になっているようですが、以下のようなアルミ製の四角い容器です。
価格は税込330円。単純なアルミ容器1つの値段としてはちょっと高い気もしますが、アウトドア用品と考えるとお手頃感があります。
メスティンポットという名前からわかりますように、メスティンに入れて使うのにちょうど良いサイズになっています。具体的には1.5合の中型メスティンに2個並べて入るようになっています。
本品はメスティンに入れ、メスティンとの隙間に水を入れて湯煎調理するのが基本的な使い方になると思いますが、サイズ的に飲み物やスープを入れるカップなどとしても使えそうです。また横に50ml単位で250mlまでの目盛も付いていますので計量カップとしても使えますし、汎用性が高そうです。
メスティンポットで水蒸気炊飯
このメスティンポットを手に入れました主目的であります水蒸気炊飯を早速試してみました。
水蒸気炊飯というのは米と水を入れた容器を直接加熱するのではなく、密閉した状態で湯煎することで水蒸気によって炊飯するという手法です。湯煎のための湯が無くならない限り、火加減が適当でも焦げ付きなどの失敗が無いのが特徴です。
このメスティンポットでは最大0.7合くらいまでの炊飯ができるようですが、今回は私が普段1食で食べる量でもあります0.5合で試してみました。
準備としてメスティンポットに米0.5合と水100mlを入れ、30分以上親水させます。今回は手元にありましたソフト玄米(白米と同様に炊けるという玄米)を使いました。
外側の加熱容器としては、今回は火加減が簡単にできるIHコンロを使うため、メスティンではなくダイソーのステンレス製マグカップが良い仕事をしてくれるで書きましたマグカップを利用しました。メスティンポットの底がマグカップの底と直接触れないよう、陶器の小皿を入れています。
マグカップにメスティンポットを入れ、マグカップとメスティンポットの隙間に水を150mlほど注いでIHコンロで加熱します。
マグカップにはフタがありませんので、以前に買いましたシリコン鍋のフタをかぶせました。取っ手があって熱くならないのでちょうど良いです。少し大きいですが、水蒸気が容器内に充満すれば良いのでこれで十分です。
火加減は最初水が沸騰するまで強火で、そこからは弱火で15分ほど加熱しました。白米なら10分程度で炊けるという話もありますが、今回はソフト玄米で10分で様子見した時にはまだ少し硬いようでしたので5分追加しました。
10分ほど蒸らした後の炊き上がり状態がこちら。15分加熱した後でも水はまだかなり残っていました。
玄米であることと写真の具合もあってまだ生米のようにも見えますが、十分炊きあがっています。
中身を皿に取り出してみます。メスティンポットに入っていると少なく見えますが、結構な量がありますね。マルシンハンバーグも添えてみました。
この後、カレーをかけておいしく頂きました。
水蒸気炊飯は今回初めて試しましたが、一人分なら炊飯器より早く炊けますし、洗い物も少なくて済んで良いですね。これなら普段の食事作りでも使えそうです。