節約生活を続けるにあたって、クレジットカードを使うかどうかというのは人によって意見が分かれるところです。クレジットカード肯定派と否定派の意見をまとめると、だいたい以下のようなところでしょうか。
- 肯定派の意見
- 大量の現金を持ち歩かなくて済む
- 明細が届くので出費を把握しやすい
- ポイントを稼げる
- 否定派の意見
- お金を使っている意識が希薄になるので使いすぎる
- 手元に現金が無くても使えるので、予算以上に使ってしまう
- リボ払いやキャッシングなど(実質的借金)をしてしまいがち
自分の場合は「ポイントを稼げる」、この一点においてクレジットカード積極使用派です。
否定派の意見もわかりますが、これらはいずれも使う側の意識や知識の問題のような気がします。こういう点にひっかかってしまう人は、たとえカードが無くても別の形で罠にハマる可能性が高いのではないかと思います。
個人的にはカード使用について以下のようなルールを設け、気をつけるようにしています。
- その気になれば現金で払えるもの以外はカードで買わない
- 分割払いやリボ払いなど、金利の付く使い方は絶対にしない
- ポイント稼ぎが主目的ではないので、トータルで安いかどうかをよく見極める
３番めは、例えば同じ商品がクレジットカードを使える店で少し高く、現金払い専門の店で少し安い場合、ポイントも含めてトータルでどっちが得かをよく計算する、ということです。
クレジットカード会社からすれば、実に嫌な客ですね。でもだからこそ、カード会社に余計な手数料を取られず、節約に役立てられると思っています。
現状は光熱費、携帯電話代、ガソリン代、書店、被覆費、コンビニなど、カード払いが使えるほとんどの場所でカードを使っています。
特にここ数年、近場のスーパーのほとんどでもクレジットカードが使えるようになりましたので、たとえ数百円の日常の買い物もカードで済ませるようになりました。最初は少額の支払いにカードを出すことにちょっと抵抗がありましたが、慣れれば小銭をやりとりする必要もなく快適です。
店舗によっては独自のポイントカードを作っているところもありますが、還元率が同じならクレジットカードを使った方がポイントが分散しないので、その点でも有利です。
そして何より、消費税を3%上げるだけであれだけの大騒ぎになる現状において、カードを使うという手間だけでほぼ何のリスクもなく約1%を取り返せることを考えると、これを活用しない手はないと思います。