確定申告準備:MF確定申告 登録データのチェック

既に何回かお伝えしている確定申告の準備ですが、事前に調べておこうと思ったこともひと通りケリがつきました。

そこで、正式に申告書データを作成する前に会計ソフトMF確定申告に登録している仕訳データをチェックしておくことにしました。

仕訳データを調整・印刷

データをチェックするためにMF確定申告メニューの「会計帳簿」→「仕訳帳」で仕訳帳を出力します。これでソフト上で仕分けした全項目が出力されます。

MF確定申告 仕訳帳

メニューを選んだだけでは画面に表示されるのみですが、右上にある「PDF出力」のボタンを押すと全データのPDFファイルが生成されます(その横にある「CSV出力」は有料のプレミアムプラン専用の機能なので自分は使えず)。

このデータは、平成26年分から白色申告者にも義務付けされた帳簿の記帳・保管用のデータとしても利用できると思われます。帳簿はデータ保管よりも紙として保管しておいたほうがよいようなので、その意味でも印刷しておきます。

なお、白色申告者にも義務付けされた記帳の対象は

  • 売上げなどの収入
  • 仕入れに関する事項
  • 経費に関する事項

で、記帳すべき内容は

  • 取引の年月日
  • 売上先・仕入先その他の相手方の名称
  • 金額

ですので、これらが漏れ無く含まれている必要があります(日々の合計金額をまとめて記載するなど、簡易な方法の記載も許されていますが、自分は会計ソフトを利用しますのでこれは使いません)。

MF確定申告で自動生成された仕訳項目には日付と金額は必ず含まれていますが、希に相手方の名称が含まれていない場合があります。

その場合は仕訳帳の該当項目の「編集」ボタンを押し、「適用」に相手方の情報を手動で追記しておきます。

データのチェック

会計ソフトを使いますので本来手動でのデータ集計は必要無いのですが、今回はMF確定申告を利用した初めての確定申告となりますので、想定通りにデータが集計されているのか確認するためと、データ漏れなどのチェックのため、仕訳帳のデータをExcelに打ち込んで集計してみました。

たとえば毎月の定期的な支出については、以下のような表を作成して漏れがないかチェックします。

MF確定申告 Excel集計表

定期的な収入やその他の不定期の支出・収入についても各々表に打ち込んだ後、勘定科目ごとに集計しました。

その結果をMF確定申告の「決算・申告」→「決算・申告書」メニューで出力できる収支内訳書と突き合わせた結果、ズレがないことが確認できました。

これで事前調査およびデータの準備作業が完了しましたので、次はいよいよ申告書の作成を開始します。

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