去年10月末にSBI FXトレードのスワップポイントが3,000円を突破をお知らせしましたSBI FXトレードですが、そこからまた約3ヶ月が経過し、今度はスワップポイントが4,000円に到達しました。
今回の利回りは?
前回お知らせ時の年利は
- 1,000円 / 135,725円 * (12ヶ月 / 3ヶ月) = 2.95%
でしたが、今回はどうでしょう。
現状の必要証拠金は5,816円ですので、レバレッジの25倍を掛けて投資金額は145,400円となります。
前回3,000円到達が去年10月26日でしたが今回は1月22日で、1,000円稼ぐ期間が微妙に3ヶ月より短くなってきました。
そこで、今回は金利を日数で計算してみます。去年10月26日から今年1月22日までの日数は88日ですので、投資金額145,400に対し、88日で1,000円稼いだとすると、年利は
- 1,000円 / 145,400円 * (365日 / 88日) = 2.85%
です。今回もやや円高傾向のためか、前回に引き続き利回りは少し下がってしまいました。
為替損益は?
一方為替損益の方は、前回5,803円に対して今回は10,915円と倍近くに増えました。
もっともこれは投資額の7.5%程度に過ぎませんので、先日のスイスフランショック級の変動が保持している通貨を襲えば、一瞬にして無くなる可能性も否定はできません。
ちなみに前回からの通貨保持数の増加は
- 米ドル:261 → 282 (+8.0%)
- オーストラリアドル:401 → 418 (+4.2)
- ニュージーランドドル:128 → 143 (+11.2%)
- 南アフリカランド:5,660 → 5,830 (+3.0%)
です。今回の期間中に為替損益が赤字となった通貨はありませんでしたので、あまり積極的な買いは行わず、保持数の伸び率は低調でした。
買付限界の見極め
最近は去年末頃と比べればやや円高傾向に振れていますので、もう少し買付を増やしてもいいような気もします。
しかしスワップ派としては、万一スイスフランショックのようなことがあっても、絶対にロスカットは避けたいところです。
そこで、買付を許容できる限界を明確にしておくことにします。目標としては安全を取り、保持している通貨価格が1/3まで下落してもロスカットが発生しないこととします。
SBI FXトレードのロスカット条件は証拠金維持率が50%を下回った場合ですので、これを言い換えると投資額の2/3を失っても証拠金が半分以上残っている必要があります。
預託金をt、必要証拠金をxとし、ロスカットが起きない条件を式で表すと以下のようになります。
- t – x * 25 * 2 / 3 > t / 2
→ x < 3 / 100 * t
つまり許容される買付は、必要証拠金が預託金の3%以内までということになります。
これはレバレッジの25倍を考慮すると預託金の75%までの買付ということになりますので、実質レバレッジ率が1倍以下です。
また証拠金維持率で考えると、3%の逆数で約33倍、つまり3333%までということになります。
FX投資としては非常に地味ですが、別に冒険をして一攫千金を目指しているわけではありませんので、これを買付限界の目安としておきます。