新MacBookセットアップの仕上げとして実行していました外付けモバイルHDDからTimeMachine用HDDへのバックアップ(HDDはいずれもUSBデバイスサーバーDS-510を介してWiFi経由で接続)がやっと終了しました。
バックアップする容量が約950GBもありましたので、丸3日以上もかかる大仕事になりました。
非常に安定している新MacBookでのUSBデバイスサーバー動作
USBデバイスサーバー DS-510購入などで書きましたように、USBデバイスサーバーの動作についてはMacBook Proの時から試行していました。
MacBook Proでは今回のような大容量データの長時間アクセスを行っていると、エラーが発生して処理が停止することが時々ありました。
したがって今回も途中で数回止まることは覚悟していたのですが、結果としては丸3日以上一度も止まること無くバックアップが終了しました。
念の為にMacBookはスリープには入らないように設定して24時間通電していましたが、それにしてもWiFi経由での大容量転送にもかかわらず動作は非常に安定しています。
これなら新MacBookのための完全ワイヤレス環境を試作するで書きました、USBデバイスサーバーを使用した完全ワイアレス環境を新MacBookで気がねなく堪能できそうです。
TimeMachine用HDD内のMacBook Proバックアップデータを削除
さて、これで新MacBookに関するTimeMachineバックアップがひと通り終了したわけですが、HDD内にはまだMacBook Proのバックアップデータも残していますので、さすがに残り容量が乏しくなってきました。
そこで、MacBookのバックアップが完了したこの機会に、MacBook Pro側のデータを削除することにしました。
しかしよく考えてみると、今までTimeMachineのバックアップデータを手動で削除したことがありません。
バックアップ用ディスクを置き換えたことはありますが、その時は旧ディスクは初期化してしまいました。
TimeMachineバックアップデータの中の一部マシンのデータだけを削除する方法を調べたところ、以下にアップルのサポート情報がありました。
引用しますと、
Time Machine バックアップディスク上の「Backups.backupdb」フォルダは、ほかのフォルダと同じように移動、コピー、または削除できます。「Backups.backupdb」フォルダ内のフォルダを削除することもできます。日付入りフォルダ内の個々の項目を削除することはできません。
重要: 「Backups.backupdb」フォルダから項目を移動、コピー、削除するために、Finder 以外の「ターミナル」などのアプリケーションを使用しないでください。
とのこと。
うちの場合、TimeMachineバックアップHDD内のフォルダ階層構造は以下のようになっていましたが、
-
- TimeMachineバックアップHDD
- Backups.backupdb
- MacBook Proマシン名
- MacBookマシン名
- Backups.backupdb
- TimeMachineバックアップHDD
この中からMacBook Proマシン名のフォルダを削除すればいいだけのようですね。ただし、必ずFinderを使用する必要があると。
早速そのとおりにやってみたところ、無事MacBook Proのバックアップデータを削除することができました。
ただ、外部HDDの場合はフォルダをゴミ箱に捨てただけではその領域が開放されず、Finderで該当ディスクを選択して「ゴミ箱を空にする」を実行する必要があります。
長年積み重ねてきたバックアップデータだけあってファイル数が半端ではなく、開始から1時間以上経った今もまだこの「ゴミ箱を空にする」の処理が継続している状況です。