先日ファイブスター物語 9年の沈黙を破って新刊登場で書きましたファイブスター物語の第13巻をやっと購入しました。
図書カードで購入
予定通り、自動車保険契約でもらった図書カード、何に使うかで書きました去年の自動車保険加入時にもらった1,000円分の図書カードを使用しました。
価格が税抜1,300円で税金を入れると1,404円ということで、かなり厚みがある書籍ではあるもののコミックにしては高いですね。
私が行った書店ではかなりの数が平積みされていましたが、手にとって見るものの裏の値段を見てそのまま置いて立ち去るお客さんもいるようでした。
私も図書カードが無かったら少し迷っていたかもしれません。
感想など
Amazonのレビューを読むと星1・2個の数が星4・5個の数を上回るなど、かなり酷評されています。
やはりかねてからの噂通り設定が大幅に変更されており、従来からのファンには受け入れ難い人が多いようですね。
私的にも、モーターヘッドの名がゴティックメード(GTM)に変わったのはまだ良いとして、個々のGTMの固有名が
- サイレン→ユーレイ
- A・トール→バーガ・ハリ
- バッシュ・ザ・ブラックナイト→ダッカス・ザ・ブラックナイト
- シュペルター→デムザンバラ
など、以前と全然違う名前に変わっていることにかなり違和感があります。
またGTMの外観も以前の形が想像できないほど変わっており、特に頭部が縄文式土器のようなゴテゴテした形状になったことと、顔がアップになったときに骸骨のような容貌になるのになかなか馴染めません。
特にバッシュ・ザ・ブラックナイトとシュペルターは以前のデザインが非常に完成度の高いものに思えましたので残念です。
一方人物の方は、ファティマの別名としてオートマチック・フラワーズ(AF)という名前が出てきたことと、マイトがガーランドという呼び名に変わったことを除いては大きな変化がありません。
GTM戦と並んで人物同士の掛け合いはこの作品の魅力の一つですので、人物像が継承されているのには安心しました。
また時代がポンポン飛びがちな本作ですが、今回は前巻からのひき続きで魔導大戦が描がれているのも読み易かったです(それだけにGTMの名前・外見が全く変わっているのには、なおさら違和感がありましたが)。
まあ何だかんだと言いながらも、また次巻が出てきたら買ってしまうのだろうと思います(次は何年後になるのか全く想像ができませんが)。
この漫画のファンはうるさそうなので酷評も多いでしょうね。別人が書き継いでいるならともかく、作者本人による再開なので受け入れるべきなのかな。私も読んでみてから文句を言おうかなと思います。