この度の東京旅行では最低コストで手軽にSuicaを使う方法で書きましたようにSuicaを持参し、旅行中は予想通り活躍してくれました。
当初は切符を買わなくてすむ利便性しか考えていませんでしたが、後から調べてみると金銭的にもお得だったようです。
東京近郊ならSuicaがお得
Suica利用での運賃支払いには特にポイントなどは付きませんが、それでも現金とSuicaでは金銭的な差が出ます。
それは消費税の8%への増税時に、運賃について現金の場合は10円単位、IC運賃の場合は1円単位という二重運賃制が導入されたためです。
JR東日本の二重運賃については、以下のページで説明されています。
二つの運賃について|消費税率引上げに伴う運賃・料金改定およびきっぷのルール変更:JR東日本
これを見ると電車特定区間・山手線内では切符による現金払いの運賃は10円単位に切り上げられますので、必ずIC運賃の方が得(か同等)になるようですね。
一方その他の幹線や地方交通線については、現金払いの運賃は10円単位で四捨五入になるため、どちらが得になるかはまちまちなようです。
ただ電車特定区間は以下の路線図(上記ページより引用)のように大宮、八王子、大船、横浜、西船橋、千葉、我孫子あたりまで広がっていますので、東京近郊はおおむねIC運賃の方が得と思って良さそうですね。
また、以下のページを参照すると、首都圏の私鉄についてもIC運賃の方がお得なようです。
Suicaの銀行チャージに失敗
というわけで今回の旅では便利かつお得に使わせてもらったSuicaですが、1つだけ失敗がありました。それは最低コストで手軽にSuicaを使う方法でも書きました銀行チャージについてです。
この記事で書きましたようにじぶん銀行なら手数料無料でチャージできますので、旅行中に一度じぶん銀行から追加チャージをしようとしました。
ところが手続き中にキャッシュカードの裏の番号表の番号入力をお求められ、キャッシュカードを持参していなかったために結局チャージができなかったのでした。
一度事前にやっておけば気が付いたのですが、今回は完全にぶっつけ本番でやろうとしたための失敗でした。
旅先でSuicaにじぶん銀行からチャージするつもりの方は、現金を引き出す予定がなくても必ずじぶん銀行のキャッシュカードを携行するよう、ご注意ください。