先日行きました東京旅行の時、万一の場合の予備費として現金4万円を財布とは別に封筒に入れてデイパックの底に忍ばせていました。
今回の帰省の準備をしていて、今度はそれを帰省用のバッグに移し替えようと思ったのですが、デイパックの中をいくら探してもそれが見つかりません。
4万円ロスト?
デイパックから取り出した覚えはありませんでしたので、中の荷物も全部取り出して調べてみたのですが、結局見つかりませんでした。
ひょっとして旅行中にどこかで落としたのか? だとすると旅行中に支出したお金より多くをロストしたことになります。
青くなりながらも出てこないものはしょうがないので他の帰省の準備をしていたところ、ふと部屋の本棚に目が止まりました。本と天板の間の隙間に見慣れない封筒が見えます。
取り出してみると、まさしくそれが4万円入りの封筒でした。実物を見つけた後でも、自分がいつどのようにして封筒をそこに置いたのかを思い出せません。
旅行中にも駐車券が
実は東京旅行の最中にもこれと似たようながありました。
旅行時は徳島の空港に車を停めていたのですが、その駐車券をどこにしまったのかが思い出せないのです。
この時も財布やらウェストバックやら、自分が駐車券をしまいそうなところはすべて探したのですが、結局見つかりませんでした。
では駐車券はどこにあったのかというと、徳島に戻ってから車のグローブボックスにしまってあるのを発見しました。これも確かに自分が入れたものですが、実物が見つかるまでそのことをはっきり思い出せませんでした。
健忘症?認知症?
そういえばこの旅行では、かぶっていった帽子も旅行2日目にして早くもどこかに置き忘れてしまいました。
昔から忘れっぽい方ではありましたが、短期間にここまで連続して物忘れや置き忘れを体験したのは初めてです。
しかも以前であれば特に意識していなくても覚えていそうなことを、どうしても思い出せないこの感覚はちょっと恐怖です。
歳も既に50を越えてしまいましたし、加齢性の健忘症とか認知症って最初はこんな感じで始まるのでしょうか。
自力でどうにかなるものでもないような気はしますが、この傾向が今後さらに進行していかないかは少し注意しておきたいと思います。
旅行に出る時は持ち物のチェックリストを作って、指さし確認してから出るといいですよ。持っていくものが多いと年齢に関係なく忘れ物はあるので。
登山の話だと装備の忘れものがあると命に係わるので、チェックリストは2重3重に点検します。つまりは真剣度の違いなんじゃないかと。私もお気楽旅行だとポカがあるような気がします。