大腸内視鏡検査に行ってきた

先日大腸ファイバー検査を受けることになってしまったで書きました内視鏡検査にとうとう行ってきました。

しんどい事前準備

受けてみた感触としては、検査自体は意外なほどすんなり終わりました。しかし検査に至るまでの事前準備が結構大変でした。

まず検査の前日ですが、非常に消化の良い物しか食べられません。固形物や食物繊維の入ったものは厳禁で、脂肪分も極力避けます。

ということで私は朝 メロンパンと豆乳、昼はカップ麺から具を抜いた素うどんと玉子焼き、夜はお粥と玉子豆腐、おやつにプリンという献立で乗り切りました。

次に検査当日ですが、朝9時頃から出かけて行って下剤2Lを飲み、大腸の中のものを全部出します。

私が行った医院には以下のような3畳ほどの個室のレストルームがあり、ここで椅子とトイレの間を行ったり来たりして下剤と格闘することになりました。

標準的には2時間ほどかけて下剤を飲むようですが、私は飲むスピードを上げられなくて結局約3時間かかりました。味はスポーツドリンクのようでそれほど悪くはなかったのですが、やはりアルコールも入っていないものを一気に2Lも飲むのはしんどいですね。

また最終的には出てくるものの濁りが無くなり透明になるのが理想のようですが、私の場合は濁りがなかなか完全には取れなくて、下剤が済んだ後も水を何杯か飲まされました。

検査はあっという間

そんなこんなでどうにか事前準備のOKをもらい、午後からが検査となりました。検査には下がスッポンポンの上にお尻が開くようになっている使い捨てのパンツ、上が病院で借りた検査着といういで立ちで臨みます。

まず腸の動きを止める注射をされてから、しばらくすると医師が現れました。パンツの後ろを仮止めしている糸を抜いてお尻が開かれ、いきなりズボッと指を突っ込んで何か薬を塗られました。

次にいよいよ内視鏡の挿入です。事前の想像ではここが一番痛いのかなと思いましたが、そこは一瞬で痛みもほぼ無く、あっという間でした。

ただ問題はそこからで、内視鏡を操って大腸の一番奥の盲腸付近まで進めていきますが、大腸が曲がっている付近を通すときにズキリと痛みがやって来ます。

私の場合はいずれも痛みが一瞬でしたので何とか我慢できましたが、ここが耐えらなくて鎮静剤や麻酔を使ったり、CTによる検査に切り替えたりする人もいるようです。

薬を使ってしまうと検査後自力で帰れなくなってタクシーを呼ぶしかないようなので、何とか我慢できてよかったです。

結局直接検査していた時間は15分ほどで、終わってみればあっという間でした。

検査結果

検査結果ですが、ポリープが1つ見つかりました。見た感じでは悪性ではなさそうだが放っておくと悪性に変わる可能性があるということで、その場で切除されました。

切除といっても直接切り取るわけではなく、ポリープの根元を電気で焼いてあとは自然に取れるのを待つという手法のようですが。

また大腸の出口付近に憩室という穴(というかくぼみ)がいくつか見つかりました。それ自体は直接悪さはしないようですが、そこに便などが溜まって炎症を引き起こす憩室炎という症状になると、かなりの痛みが出たり最悪腸に穴が開くこともあるとのこと。

憩室自体は治療する方法が無く、痛みが出たら早めに受診するようにと言われました。

検査で見つかったのは以上2点で、とりあえず致命的な問題は見つからなかったということで一安心しました。

ただ念のため採取したポリープの組織を検査に回すということでしたので、その検査結果次第ではどんでん返しがある可能性も無くはありませんが。

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