私はメインの証券会社としてSBI証券を利用しています。
以前はこのSBI証券を利用する時の資金置き場として、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金を利用していました。
しかし金利が0.01%まで下がってしまったSBIハイブリッド預金を休止で書きましたように、金利が激しく低下してしまいましたのでSBIハイブリッド預金の利用は止めてしまいました。
リバランス用の預り金は残留
ただSBI証券には私のメインの資産運用手段である投資信託を置いてありますので、年に数回はリバランスのための売買を行う必要があります。
このため1回のリバランスで必要となる資金を、ある程度預り金としてSBI証券の口座に残していました。
リバランスでは通常同額の売却と買付を合わせて行いますので、本質的には資金は必要ありません。しかし売却が完全に終わってから買付を行おうとすると、その間に相場が大きく動く可能性もあります。
そのリスクを極力避けるために、私は売却と買付の注文を同時に行います。このために一時的に買付片道分の資金が必要になるのです(厳密には源泉徴収口座の場合は、売却で利益が出た場合にかかる税金分も必要)。
よく考えるとSBI証券に常時置いておく必要はなかった
しかしよく考えてみると、せいぜい年に数回しか行わないリバランスのための資金を、常時SBI証券の口座に置いておくのは無駄です。
なまじSBIハイブリッド預金があるためにMRFさえありませんので、資金を置いてあっても一銭も金利は付きませんしね。
また私が現在流動性資金をメインに置いていますのはイオンカードセレクトのお陰で金利が0.12%になるイオン銀行の普通預金ですが、以下の経路をたどると即日無料でSBI証券に資金を移動することができます。
- イオン銀行
↓ (入金) - 楽天証券
↓ (出金) - 楽天銀行
↓ (入金) - SBI証券
これを使えばリバランスの取引にも不自由はありませんので、この際思い切ってSBI証券の預り金は全て引き上げることにしました。
案外無駄なことは残っている
退職後のこの3年ほどで資金の置き場についてはだいぶ合理化してきたと思っていましたが、以前からの惰性などで合理的でないことをやっている部分は案外あるものですね。
まあ今回の件についてはそれほどの大金ではありませんので、これをイオン銀行に持っていっても儲かるのはせいぜい年に数百円程度ですが。
今年はカードや家賃の引き落としがある生活費の口座にまだ今年分の予算を振り込んでいませんので、この資金はそちらに回そうかと思います。
僕も同時売り買いのための余力としてSBIに無駄に資金を置いてることがありましたね。
それでも大分整理がすすんだのでもうあまり置いてないですね。
あと1商品売買をしたらSBIでの整理は終了です。
今は楽天のマネーブリッジですね、次に新生の2週間定期なんですが、こちらも0.05まで下がってしまいましたね。