純金積立からnet純金積立へ

以前に純金積立 今後の方針決定などで書きましたように、私は他社から田中貴金属に移管してわずかながら純金積立を続けています。

ところが久しぶりに田中貴金属のホームページを覗いてみると、いつの間にやら純金積立の他にnet純金積立というものが新しく始まっていました。

TANAKAのG&Pプランナー net純金積立 – ひとつの口座で、純金もプラチナも。

純金積立とnet純金積立の比較

純金積立(正確には金定額総合口座)とnet純金積立(正式にはG&Pプランナー)には以下のような違いがあるようです。

純金積立 net純金積立
年会費 1,080円 0円
積立買付手数料 1,000円あたり25円 1,000~2,000円     5.0%
3,000~9,000円     3.5%
10,000~29,000円     2.5%
30,000~49,000円     2.0%
50,000円以上     1.5%
最低積立金額 3,000円 1,000円
スポット購入注文 電話/店頭 オンライン
売却注文 電話/店頭/オンライン オンライン
残高報告 郵送あり オンライン

名前にnetと付いています通り、net純金積立の方が処理をオンライン化して簡略化した分、低コストで利用できる仕組みになっているようです。

積立買付手数料の比率だけでみると少額の積立ではnet純金積立の方が割高に見えます。しかし、トータルコストを計算すると純金積立では毎月3,000円の積立で年間

  • 1,080円 + 75円 × 12ヶ月 = 1,980円

の手数料がかかります。一方net純金積立であれば毎月1,000円の積立で年間

  • 50円 × 12ヶ月 = 600円

しかかかりません。

私の場合、現状純金積立を続けていますのは積極的に積み立てるというよりは、今までに買った分を維持するのが目的になっていますので、維持コストが下がるのは魅力的です。

net純金積立に申し込み

ただ一点、今までに積立した分をnet純金積立に移管できるのかだけが気がかりでした。

しかしこれも電話で確認してみると、net純金積立のオンライン登録時に「 移し替え申込書の発送を希望する」旨の指定をしておけば、後から用紙が送られてきてそれで移管の手続きができるとのこと。

それならば問題なかろうということで、早速オンラインで会員登録をしておきました。これで今後は、金を保持することに関するコストは年間600円とかなり圧縮されます。

金投資については金利が付かないということもあって賛否両論がありますが、今後も世界経済にはリスク要因が満載ですので、多少は金を持っておくのも悪くはないでしょう。

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