昨日ワイヤレスイヤホンとPocketの組み合わせでウォーキング中の記事消化が捗るで、外出時にPocketアプリの音声読み上げ機能とワイヤレスイヤホンの組み合わせで記事を読んでいるという話を書きました。
iOSのKindleアプリも音声読み上げができた
この件で音声読み上げの可能性に目覚めましたのでその後もネット上で色々と調べていると、なんとiOSのKindleアプリでも音声読み上げができることがわかりました。
この情報は以下の記事で知りました。
記事は2年以上前のものですので新しい機能ではないようですが、全然知りませんでした。
Amazon純正のFireタブレットでさえ音声読み上げ機能(Text-to-Speech)はまだ日本語には対応できていないのに、iOSのKindleアプリであれば活字の書籍なら何でも読み上げ可能というのはある意味すごいことです(固定レイアウトの書籍は除く)。
なにしろこの機能を使えば、Kindleに納められている膨大な書籍が全てオーディオブック化してしまうわけですから。
機能的には、Kindleアプリで全て実装するのではなく、iOSのアクセシビリティ機能をうまく使っているのがミソのようですね。
やり方
音声読み上げのやり方は上記の記事で詳しく説明されていますが、概ね以下のような手順になります。
- iOSの設定の「一般」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」で「画面の読み上げ」の項目をONにする
- Kindleアプリで読み上げしたい書籍を開き、画面の上端から下に向かって2本指でスワイプする
- 音声読み上げパネルが表示され、読み上げが開始される
※バックの書籍はナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方より引用
最初の手順は1回やれば次回からは不要ですので、通常は本を開いて2本指でスワイプするだけというとても簡単な操作です。
それでいて読み上げパネルの動作はスムーズであり、ページめくりも自動的に行われるという、まるで最初からKindleアプリに組み込まれてたかのような操作感は非常に快適です。
使い勝手は良いが制限もあり
この音声読み上げ機能は便利ですが、制限もあります。
それはKindleアプリがバックグラウンドに回ってしまたり本体の電源をOFFにしてしまったりすると、読み上げが停止してしまう点です。
したがって、昨日の記事で書きましたように外出時にaruku&(あるくと)アプリと併用しながら聞く、というような用途には向きません。
しかし自宅で色々と雑用をこなしながら聞くには打ってつけの機能です。
また以前に寝起きに本を読むようにしたら何となく調子がいいで書きましたように、私は朝寝起きに本を読むのを習慣にしたいと思っています。
しかし薄暗い部屋の中で寝ぼけまなこで眩しい画面を見るのは、ちょっと辛いときもあります。そういう時にもこの音声読み上げ機能は役に立ちそうです。
AmazonでPrime Readingが始まり、プライム会員なら無料で大量の書籍を閲覧可能になった現状、この機能を活用して気になる本をガンガン読んでいきたいところです。