オール電化車中泊の可能性

車中泊のYouTube動画を観ていたら、車にポータブル電源を持ち込んで車載用の炊飯器でご飯を炊いているシーンを見かけました。

デカいバッテリーを積んでいるハイブリッド車なら電子レンジも使えるなんて話は以前から耳にしていましたが、普通の車でもそんな手があったのですね。

ポータブル電源で炊飯

その動画で使っていましたポータブル電源が多分こちら。

また炊飯器の方はこちらと思われます。

ポータブル電源の仕組みはスマホ用のモバイルバッテリーと同じようなものですが、特筆すべきはその容量です。

スマホ用のモバイルバッテリーの容量はだいたい5,000~10,000mAhくらいが一般的ですが、こちらは137,700mAh!実にモバイルバッテリーの10倍以上です。

その威力はすさまじく、これに上記の炊飯器をつないで2合の米を炊いても5段階の残量インジケーターが1目盛り減った程度でした。

容量がこれだけあれば、調理に加えて照明、AV機器、パソコン、スマホなどを一晩使っても余裕でもちそうです。

またAC100Vの出力も備えていますので、Amazonのレビューを見ていると、就寝時に夏なら扇風機、冬なら電気毛布を使ったという方さえいらっしゃいますね。

オール電化車中泊も夢ではない

車中泊の旅をしていると、どうしても車内で調理をしたくなります。

アウトドア用のガスコンロなどを持ち込むことも不可能ではありませんが、火を使う時は換気に気を使いますし、狭い車内では火災も心配です。

その点、このポータブル電源を使う方法なら換気は必要ありませんし、直接火を使いませんので火災の危険性もぐっと減ります。

以前にサンヨーのトラベルクッカー 現役復帰で書きましたトラベルクッカーなどを使えば、炊飯以外の調理もできそうですしね。

また電気をふんだんに使えるとなれば、夜間の照明やDVDプレーヤー・スマホ・タブレットなどでの暇つぶしも余裕でこなせそうです。

このポータブル電源があれば、車中泊でオール電化住宅のミニチュア版のような環境を実現できるということですね。

最初にフル充電しておけば、夜間に使って昼間は走りながら充電というサイクルで数日はもつのではないでしょうか。

そう考えるとちょっと欲しくなってきますが、やはり問題はその値段です。現状で約5万円。それでも長く使えるなら非常用の備えも含めて持っておいてもいい気がしますが、バッテリーは多分3年かもっても5年くらいが寿命ですしね。

使用期間に対するコストパフォーマンスを考えると、悩ましいところです。

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