悲報 LINE Pay カードのポイント2%還元終了へで書きましたようにLINE Pay カードの2%ポイント還元が5月末で終了することが発表され、その後の動向が注目されていましたLINE Payですが、とうとう新プログラムの内容が発表されました。
生まれ変わったLINE Payインセンティブプログラム
詳細は以下のLINE公式ブログの記事で参照できます。
【LINE Pay】新インセンティブプログラムについてのお知らせ : LINE公式ブログ
こちらによりますと、新プログラムではLINE Payサービスの利用度合いに応じてユーザーはグリーン、ブルー、レッド、ホワイトのバッジカラーで判別され、カラーによって段階的にインセンティブが与えられるとのこと。
カラー毎のインセンティブの内容は以下のようになっています。
なお銀行口座連携などによる本人確認を完了していない「LINE Cash」タイプのアカウントは、インセンティブプログラムの対象外となります。
バッジカラーは毎月変動制で、前月20日までのLINE Payユーザー全体と個人の利用状況をもとに相対的に判定して毎月1日に更新されるとのこと。
判定の元になるのは以下のようなLINE Payサービスの利用状況です。
- QR/バーコード支払い
- LINE Pay カード支払い
- オンラインショップでのLINE Pay残高支払い
- LINE Pay 請求書支払い
- 送金
- 自販機での支払い
- LINE Pay 外貨両替
- 韓国ATM両替
なおちょっとややこしいですが、これらすべてがインセンティブのポイント付与対象になるわけではなく、ポイントが付与されるのは以下の支払いのみです。
- リアル店舗でのQR/バーコード支払い
- LINE Pay カード支払い
- オンラインショップでのLINE Pay残高支払い
- LINE Pay 請求書支払い
- 自販機での支払い
※一部サービス・店舗での支払いは付与対象外となる場合あり
付与ポイントは毎月1日~月末までの支払い合計金額(上限10万円(税込))に対して計算されます。
上限の10万円を超える支払いについては上限分のポイントをもらえるわけではなく、その支払い全体がポイント対象外になるようですので高額決済する場合は注意が必要です。
モヤモヤするプログラム内容
以上がLINE Payの新インセンティブプログラムの概要ですが、どうも内容を見ていてモヤモヤします。一番スッキリしないのはバッジカラーの判定基準がほとんどブラックボックスで、判定がLINE側に一任されていることです。
ユーザー側でカラーを上げるためにできることは積極的にLINE Payを使用することのみですが、それがどう判断されてどのカラーになるのかは毎月ふたを開けてみるまでわかりません。
まあLINE Payユーザー全体と個人の利用状況によって相対的に決まるということですので、利用規模が少ないうちは少額利用でも優遇される可能性も考えられますが、それにしてもLINEのサジ加減ひとつというのはどうなのでしょう。
少なくとも私は現状では、あまり積極的に利用する気にはなれそうにありません。
ちなみに登場したばかりの新プログラムを貶してばかりでも何ですので良い点も挙げておきますと、まずポイント付与対象が月間の支払い合計金額になった点があります。
今までのLINE Pay カードは支払い100円毎に2%という計算でしたので数百円程度の少額決済を多用する場合はロスが大きかったですが、これで使いやすくなります。
またポイント付与対象にさりげなく「LINE Pay 請求書支払い」が入っている点にも注目です。
少なくとも現状の徳島ではほぼ使い道は無さそうですが、もし今後利用可能範囲が広がってnanaco並みに使えるようになれば、一化けする可能性はありそうです。
というわけで期待と不安が入り混じるLINE Payの新インセンティブプログラムですが、とりあえず私は6月頭に自分がどのカラーになるのかに注目しています。
LINE Pay コード支払いで5%キャッシュバックキャンペーン開始で書きました件で4月末から5月にかけてはLINE Pay コード支払いを普段よりは積極的に使いましたので、これでどの程度のカラーが付くのかが今後の試金石になりそうです。