父親のがんの3回目の受診のため、両親を連れてまた大学病院に行ってきました。
引き続き食欲不振が最大の問題
前回同様まず血液検査を受けてから医師の診断となりましたが、今回も白血球の減少など免疫力の低下につながる副作用は確認されなかったとのこと。
これは良い知らせですが、一方相変わらず父親に食欲が戻ってきていないのが最大の問題です。前回受診時から1週間抗がん剤服用を休み、さらに抗がん剤の摂取量を2割減らしたにもかかわらず、ほとんど状況に変化は見られませんでした。
前回は2週間で体重が2kg減りましたが、今回は3週間で3kg減るというRIZAPも真っ青のスーパーダイエットぶりです。医者も摂取カロリーが少ないから体内の脂肪を使って活動している状況と言われていました。
このままいくと、体重低下に伴って体力も低下し、がん治療どころではなくなってしまう恐れもあります。
ちなみに優先して摂取すべきは体内でエネルギーに変わる炭水化物と体に絶対必要な塩分、それに脱水症状にならないための水分だそうです。
抗がん剤の服用量をさらに制限
かといって本人に食べる気が起きないものを無理やり食べさせる手段もありませんので、抗がん剤の服用量をさらに減らしてみることになりました(最初から言うと1日当たり100mg→80mg→50mgと変化)。
ここまでいくと製薬会社が指定する規定の服用方法から外れるらしいですが、それでうまく効いている人も居るということで、とりあえず試してみることになりました。
ここからまた1週間の休息と2週間の服用がはじまりますが、それでも食欲不振が治まらないようであれば、より強力な注射タイプの抗がん剤を試すか治療を取りやめるかという難しい選択を迫られることになりそうです。
何とか今回のサイクルで少しでも食欲の回復傾向が見られればよいのですが、はたしてどうなりますでしょうか。
ご心配ですね、スープはいかがでしょうか?
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