送金・決済サービスアプリKyashがリアルカードを提供開始(なんと2%還元付き)などで書きましたようにリアルカードを作成して日常系決済に活用しています送金・決済サービスのKyashですが、この10月9日からGoogle Payに対応したという通知がきました。
KyashがGoogle Pay対応
以下が通知画面です。
以前に朗報 Google Payを使うとSuicaに年会費不要でクレジットカードチャージ可能となるで書きましたように、現状のGoogle Payは電子マネーのおまとめアプリといった位置づけですので、Google Payで使えること自体にはそれほど大きなメリットはありません。
しかし今回のKyashのGoogle Pay対応については、他の電子マネーをGoogle Payに登録した場合とはまた違った意味合いがあります。それは上の通知画面でも書かれていますように、KyashでQUICPay決済ができるようになるということです。
KyashをGoogle Payに登録してQUICPayを利用可能にする
Google PayでKyashのQUICPay決済を可能にするには、KyashをGoogle Payアプリに登録する必要があります。
これを行うにはGoogle Payアプリの支払い画面から、支払い方法の追加ボタン「+ お支払い方法」を押します。すると「電子マネー」と「クレジット/デビット/プリペイド」の選択肢が出ますが、Kyashを登録する場合は後者を選択します。
これはKyashをクレジットカードとして登録するためです。そのため、Google Payに登録する前にまずKyash側でバーチャルカードかリアルカードを発行してクレジットカード番号などの情報を取得しておく必要があります。
クレジットカード情報が取得できていれば、Google Payへの登録は他のクレジットカードを登録する場合と同様で、カード番号・有効期限などを入力するだけです。
無事登録が終われば、以下のようにGoogle Payアプリ上にクレジットカードとしてKyashの情報が現れます。
私はまだ登録しただけで実際のQUICPay支払いは行っていませんが、この画面で「QUICPayのメインカード」のスイッチがONになっていることから、QUICPayが有効になっていることがわかります。
ちなみにスマホに既に他のQUICPayアプリが登録されていた場合には、KyashのQUICPayが有効になる時点でそちらは無効化されるようです。
買い物などで活用するか
さてこうして使えるようになりましたQUICPayの使い道ですが、一番よく使われそうなコンビニでは大抵クレジットカードも使えるようになっていますので、Kyashリアルカードを持っている人にとってはあまりメリットは無さそうです。
私が使う機会があるとすれば、クレジットカードには対応していないがQUICPayには対応している一部のスーパーくらいでしょうか。
あとイオン系列のお店はクレジットカード払いに関するチェックがきつく、クレジットカード払いでは大した金額ではなくてもサインを求められる場合がありますので、そこでもQUICPay払いが有効な手段となりそうです。
それにしてもKyashは次々と手を打ってきますね。リアルカードの提供に続いて今回のGoogle Pay対応によるQUICPay利用を可能としたことで、利用可能な店舗数については並み居る電子決済サービスの中でも断トツのトップに躍り出たでしょう。
2%の高還元率も含めて今後もこの勢いが続くことを期待したいところです。