ドコモ回線利用者でd払いの設定が変えられなくなった時の対処法

この7月からまたd払いで20%還元キャンペーンが始まっていますが、d払いの使用に関して一つ困った問題が起きました。

d払いのクレジットカードなどの設定が変えられない

それは、d払いのアプリで支払いに使うクレジットカードなどの設定を変えようとすると、アプリが強制的にログアウトされて設定が変えられないという現象です。

エラーメッセージさえ出ないのでログアウトしてしまいますので原因がわからなかったのですが、ネットで調べてみると以下のような情報を見つけました。

ある日、d払いアプリを起動したら、突如ログアウトしてしまい、再度ログインしようとしても、エラー画面が出てしまい、いっこうにログインできない。アプリを終了したり、Wi-Fi接続をオフにしてspモードで接続してもダメ。なぜこのような事態になったのか?

記事中の現象はうちの場合と少し違いますが、ドコモの方で以下のような仕様変更をしたことが問題の根底にあるようです。

d払いでは2019年1月22日から、d払いアプリの初期設定や支払い方法の変更には、dアカウントとひも付くドコモ回線からのアクセスが必要になるよう、仕様を変更したそうだ。

つまり、d払いに使うdアカウントにドコモ回線がひも付いている場合、アプリの初期設定や支払い方法の変更などはドコモ回線からでないとできなくなった、ということです。

これはひどい仕様変更で、他キャリアの利用者なら自由にできる設定変更が、ドコモ回線の利用者であるばかりにできないということになります。

ドコモ回線の利用者ならその回線で設定変更すれば?と思うかもしれませんが、うちのドコモ回線は音声通話専用でデータ通信の契約がありませんので、物理的に不可能なのです。

つまりドコモはそういうケースのドコモユーザーのd払い利用を完全に切り捨てた、ということです。しかも記憶にある限りでは、そういう仕様変更をしたという連絡ももらっていない気がします。

ドコモ回線にひも付かないdアカウントを作成して回避

これが音声通信のみとはいえ10年以上もドコモを利用し続けているユーザーに対する仕打ちなのかと思うと腹立たしいですが、嘆いてばかりいても仕方ありませんので回避策を考えてみました。

それは、ドコモ回線にひも付かないdアカウントを別途作成し、d払いにはそちらを利用するというものです。

実は以下のFAQにもありますように、dアカウントはドコモの契約がなくても作れるのです。作り方もこのページの中の「新規作成ガイド」のリンクを見るとわかります。

「dアカウントはドコモの契約がなくても作成できますか?」というご質問に対しての回答をご案内しております。

早速うちでもドコモ回線の情報を設定しないdアカウントを新規作成し、そちらでd払いアプリにログインしてみたところ、無事クレジットカードなどの設定を変えられるようになりました。

d払いでは当初JCBカードが使えませんでしたが、あとから利用可能になりましたのでうちでもリクルートカードプラスを使いたかったのを、やっと設定することができました。

ただしこれで完全に元と同じようにd払いが使えるようになったかというとそうではなく、元のdアカウントで貯めていましたdポイントが利用できないという問題が残りました。

この点についてももうひと手間書けることで回避できることがわかりましたので、それについてはまた別途書いてみたいと思います。

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