このところの暴落で、実は先週末くらいから再び投信のリバランスラインに到達していました。しかし値動きが激しすぎてリバランス額を計算するのもままならず、様子を見ているうちに今週も半ばまできてしまいました。
4回目の投信リバランス発動
しかしいつまでも様子を見続けるわけにもいきませんので、昨日とうとうリバランスの注文を発注しました。
それにしても株式は下落が止まりませんね。日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)はこんな感じ。
とうとう17,000円を割ってしまいました。ここ数日はさすがに下落スピードが少し落ちてきたような気もしますが、底打ちとみるにはまだまだ微妙な状況です。
NYダウの方も直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)で見ますと、負けず劣らず下げています。
こちらもとうとう20,000ドル割れです。日経平均と違ってかなり反発する日もありますが、翌日にはそれ以上に下げるという暴落トレンドが続いています。
日米そろってこんな見事なナイアガラグラフが見られることはめったにありませんが、それでもまだ底が見えないのが今回のコロナショックの恐ろしいところです。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランスですが、以下のような内容になりました。
- 売却
- 日本債券:-8.7%
- 海外債券:-11.1%
- 購入
- 日本株式:+1.0%
- 海外株式:+8.6%
- 海外REIT:+20.3%
相変わらずの債券売り・株式買いパターンでが、今回は今までとちょっと違う傾向も出てきました。
一つは海外債券の売却数がかなり多くなっていること。このコロナショックではリスクオフ相場ながら円高があまり進まない(というかドルが強すぎる?)傾向があるためでしょうか。
もう一つは海外REITの買い付けが増えたこと。国内もそうですが、今回はREITも今までにないくらいヤラれていますね。分散の意味でREITも少しだけ買っていましたが、これが今後吉と出るのか凶と出るのか。
あと海外株式の買い付けも今回多くなっていますが、これはたまたまNYダウが2,000ドルも下げた日を基準に買い付け額を計算したためです。最近の振れ幅の大きさの中では、いつをとってもどこかしらに違和感がでてしまいます。
かといって大暴落をずっと指をくわえて眺めているわけにもいきませんので、こんな傾向が続くようなら1週間から10日に1回くらいは適当に踏ん切りをつけてリバランスを発動する日がしばらく続くかもしれません。