キャッシュレス決済のダークホース、TOYOTA WALLETで1.5%還元

VISA LINE Payカードの3%還元もこの4月で終了し、Kyashも改悪に次ぐ改悪でクレジットカードチャージがほぼ役立たずになったということで、来月からはキャンペーン時以外のキャッシュレス決済の選択に困る冬の時代がやってくるはずでした。

TOYOTA Walletで1.5%キャッシュバック

ところが昨日あたりから急にTwitterなどで騒がれ始めましたのがTOYOTA Walletです。理由は以下のキャンペーンにあります。


毎日毎回1.5%キャッシュバック | TOYOTA Wallet

TOYOTA Walletで支払いをすると、利用金額の1.5%を翌月10日以降順次キャッシュバックするというもの。なんと改悪前のKyashの還元率1%を超える好条件です。しかも終了時期は未定となっていますので、今のところは一時的な短期キャンペーンではなさそうです。

さらにTOYOTA Walletの場合は、Kyashでは廃止されたクレジットカードからの金額指定のチャージが生きています。これはポイント2重取りを狙うものにとっては使い勝手が良さそうですね。

ただキャッシュバックの対象になるのはiD加盟店/Mastercardコンタクトレス加盟店(国内)/Mastercard加盟店(オンラインショッピング)での利用ですので、Kyashのようなリアルカードが無いのはやや難点です。しかしiDとMastercardコンタクトレスが使えれば、スーパー、コンビニ、ドラッグストアなどのかなりの部分はカバーできます。

KyashからTOYOTA Walletへチャージができることは確認しましたので、

というチャージフローにすると、還元率は1.2%+0.2%+1.5%で2.9%と今月までのVISA LINE Payカードの3%還元に迫る勢いです。

いやPontaには少なくとも1.5倍の価値があるで書きましたようにPontaの価値を1.5倍と見積もると、実質的な還元率は1.8%+0.2%+1.5%=3.5%とVISA LINE Payカードを超えることになります。

これで各種キャッシュレス決済のチャージ元に使えれば言うことは無かったのですが、こちらで試した限りではPayPay、d払い、au PAY、楽天ペイへのチャージ・紐づけは不可で、唯一チャージに成功したのはEdyくらいでした。さすがにそこまでうまい話はありませんね。

今後の決済手段の優先順位を見直し

Pontaには少なくとも1.5倍の価値があるで書きましたように5月以降のメイン決済手段はリクルートカードプラスで行く予定でしたが、このTOYOTA Walletの登場を受けて決済手段の優先順位を見直しました。

最上位は上記のチャージフローにEdyを組み合わせた場合で、Edyの支払いでも0.5%還元が得られますのでトータル還元率は素の数値でも3.4%、Pontaの価値を1.5倍と見積もると4.0%にもなります。

次点はTOYOTA WalletをiD/Mastercardコンタクトレス/Mastercard(オンライン決済)で直に使う場合で、還元率は上記のように2.9%、Pontaの価値を1.5倍と見積もると3.5%となります。

なおまだ試せていませんがTOYOTA WalletはSuicaへのチャージにも使えそうですので、このチャージが成功すれば決済手段のラインアップにSuicaも加わることになります。

ここまでで挙げた決済手段で解決しないケースとしてはクレジットカードオンリー、あるいはQRコード決済オンリーの店などが考えられますが、その場合はやむを得ませんので今まで通りリクルートカードプラスやRevolutでしのぎます。

当初の予定通りリクルートカードプラスを生活系決済のメインに据えると、リクルートカードプラスは確定申告の仕訳対象になっていますので仕訳作業が煩雑になるという問題がありました。しかしこのTOYOTA Walletをメインにすればその問題も大幅に軽減されますので、その点でもこのタイミングでTOYOTA Walletが登場したのは幸運でした。

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