前回今年5回目の投信リバランスを書きましてからまだ約3週間しか経っていませんが、早くも次の投資信託リバランスのタイミングがやって来ました。
今年6回目の投信リバランス
SBI証券で始めましたクレカ積立にリバランス要素を加味した結果、投資信託のリバランス間隔は伸びるものと思っていましたが、やはり現実の波乱相場の前では月に5万円程度の売買は焼け石に水ですね。
特に今回は日経平均がとんでもない動きをしています。日経平均の直近1年のチャート(SBI証券のページから引用)で見ますとこんな感じ。
前回のリバランス時が菅首相の続投断念の報を受けてから始まった急騰のピーク付近でしたが、なんとそれからわずか3週間でほぼ全戻しです。
今回も政治がらみで菅首相後継の岸田首相が誕生してから暴落が始まったように見えますが、まあ実際には中国の不動産不安やら原油の高騰など複合要因なのでしょうね。
それにしても自民党は選挙に勝ちたいと思って中の人が色々動いているのでしょうが、少なくとも株価の面では見事に裏目に出ましたね。それとも海外投資家に遊ばれているのでしょうか。
一方NYダウの方の直近1年のチャート(同じくSBI証券のページから引用)はこんな感じ。
こちらも最近は伸び悩み傾向にはありますが、それでも日経平均ほど極端な動きではないですね。
今回のリバランス内容
そんな状況下での今回のリバランスですが、内容は以下のようになりました。
- 売却
- 日本債券:-2.0%
- 海外株式:-1.2%
- 海外債券:-1.7%
- 海外REIT:-0.9%
- 購入
- 日本株式:+4.0%
- 日本REIT:+1.1%
基本的には債券売り株式買いのパターンですが、日経平均の下落が極端すぎて株式については日本株ばかり買うことになりました。前回のリバランスで売った分を今回でほぼ買い戻した格好です。
また一時好調だった日本REITも最近は下落傾向となり、買いに回りました。
今回の買いで今年のNISA枠をほとんど使い切りましたのでその点では良かったのですが、下がったままで利益が出なければNISAのメリットも生かせませんので、いずれ切り返してほしいところです。
問題はそれがいつ頃かですが、新型コロナの今後の動向もまだ読めませんし、中国は最近経済的には自殺行為としか思えないような政策ばかり出してきますし、世界的にもインフレ懸念が台頭してきていますし、でぜんぜん先が見えません。
幸い分散投資のおかげで総資産的にはピークからの下落率約6%と、まだそれほど極端なダメージは受けていませんので、ここはじっくり落ち着いて成り行きを見守ります。