e-Taxがカードリーダー不要に進化していた

今年もなんとか確定申告を終えることができました。

その気になればもっと早く終えられるはずなのですが、やはりある程度期限が迫らないとどうもエンジンがかからないのですよね。

今回は暗号通貨関連の雑所得が多かった

私のWeb関連の事業所得はもはや完全に赤字一色ですので、確定申告で事業所得由来の所得税が発生することは今後もまずありません。

しかし以前から時々書いていますように一般口座に引き出してしまった持株会株式を毎年ある程度処分していますので、それに由来する譲渡益への課税が発生します。

何も考えずに売りまくってしまったある年の翌年は住民税と特に国民健康保険料がとんでもない額になりましたので、それ以降年間に処分する量はかなりセーブしています。

しかし今回はそれに加えて暗号通貨関連の譲渡所得が思った以上に発生していました。

暗号通貨をbitFlyerに集約したで書きましたように暗号通貨をbitFlyerに集約した結果、手持ちの通貨の総量や価値が分かりやすくなりました。そこで主要通貨のリバランスや一部現金化などをやっていましたところ、チリも積もって結局譲渡益が80万円以上にも及んでしまっていたのでした。

これと上記の持株会株式の譲渡益を合わせて、結局今年もそれなりの額の所得税を支払うことになりました。今回は三井住友カード ゴールドNLの100万円修行で残高を積み上げていましたRevolutを使い、国税クレジットカード納付サイトで支払いました。

これは住民税や国民健康保険料の方も、ある程度の出費を覚悟しておく必要がありそうです。

e-Taxがカードリーダー不要に進化

なお今年も確定申告の流れは、マネーフォワード クラウド確定申告で決算書を作成し、その内容と事業所得以外の各種所得・控除の情報を確定申告書等作成コーナーに打ち込んで、そのままe-Taxで送信という流れになりました。

去年e-Tax関連の環境がかなり安定してきたという話を書きましたが、今年はさらに進化していました。

中でも一番の目玉は、PC上でe-Taxを利用する場合にマイナンバーカードを読み取るカードリーダーが必須ではなくなったことです。

今まででも税務署に一度出向いてID・パスワードを発行してもらえばカードリーダーがなくてもe-Taxが使えましたが、そうでなければマイナンバーカードとそれを読め取れるカードリーダーが必須でした。

しかし今回から新たに、スマホにインストールしたマイナポータルアプリでマイナンバーカードを読み取るという手法が追加されました。

具体的な手順としては、確定申告書等作成コーナーの利用開始時や申告書送信前のような認証が必要となるタイミングにおいて、以下のようなQRコードの画面が出てきますのでそれをスマホのマイナポータルアプリで読み取ります。

その後マイナポータルアプリにマイナンバーカードの暗証番号を打ち込み、さらにスマホのNFCを有効にしマイナンバーカードをかざすと認証処理が完了します。

このような仕組みですのでマイナポータルアプリとマイナンバーカード読み取りに対応したスマホが必要になりますが、何かとトラブルの原因になりやすいカードリーダーが必須でなくなったのは非常にありがたいです。

私も今回このスマホ+マイナンバーカードを使う方法で申告を行いましたし、今後もこの方法でいこうと思います。

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