みんなの銀行アプリをAndroidからiPhoneに移行したなどで書きましたように、AndroidからiPhoneに移行することで約2年にわたって無料で使わせてもらってきましたみんなの銀行のプレミアムサービスですが、もうすぐ無料期間が終わって課金が始まります。
プレミアムサービスは解約することにした
そこでこのプレミアムサービスの必要性について再度考えてみたのですが、結論としては解約することにしました。
プレミアムサービスの機能で私にメリットがありそうなのは他行への振込手数料が月10回まで無料になることと、貯蓄預金の金利が0.3%になることくらいです。
しかしまず他行への振込手数料については、SBI新生銀行のステージがダイアモンドにで書きましたようにSBI新生銀行のSBI証券との連携でステージがダイアモンドになり、月50回もの無料振込枠が手に入りましたので、現状ではみんなの銀行で振込をするニーズはほとんど無くなりました。
また金利0.3%の方は一見大きいですが、そのかわりに月額600円の利用料金がかかります。ペイオフ限界の1000万円まで預け入れたとして、受け取れる金利から1年分の利用料金を差し引いて実質金利を計算してみますと、0.21%程度です。
しかも預入金額が1000万円を下回りますと、利用料金の比重が増してさらに実質金利が低下しますので、あまり使い勝手が良くありません。
一方例えばあおぞら銀行では、金額がいくらでも普通預金に預け入れておくだけで0.2%の金利が付きます。また松井証券が住信SBIネット銀行のNEOBANKを活用し始めた新サービス MATSUI Bankでも、金利0.2%の普通預金が提供されます。
その金利差0.01%を得るためだけにプレミアムサービスを使い続けるよりも、もう上記の普通預金を使えば十分な気がしてきました。
というわけでみんなの銀行のプレミアムサービスについては、無料期間が切れる今月をもって解約することにしたのでした。
振替先は個人向け国債とあおぞら銀行
ちなみにみんなの銀行に預け入れていました資金の振替先については、とりあえず個人向け国債とあおぞら銀行に半分ずつくらい入れておこうかと思います。
最近の個人向け国債 変動10年は金利が0.4%以上と、並みのネット銀行の定期預金よりも利率が良いのですよね。
ただ個人向け国債は1年間は原則引き出せませんし、途中解約時は手数料を取られますので短期運用には向きません。したがって半分くらいは本来の意味での流動性資金としてあおぞら銀行の普通預金に置いておこうと思います。