今年も残すところあと3日となりました。
今年やったことを振り返っていますと、ふと思いついたのが掲題の件です。
そろそろ資産の終活を始める時期かも
今年から国民年金が任意加入の状態に移行し、それにともなってiDeCoの拠出期間も延長しましたが、これらはいくら粘ってもあと5年弱で終了です。
そうなりますと、もう強制的に投資をする仕組みは無くなります。一応証券会社の投信積立などを自発的に続けることは可能ですが、さすがに65歳が近づけばもういいかなという感じです。
むしろその頃からはiDeCoの受給を考えなければ公的年金控除の枠が無駄になりますので、資産の取り崩しフェーズに入った方が良さそうです(国民年金・厚生年金の受給についてはある程度繰下げするつもりですが)。
するとこの60歳~65歳という時期は、自分のためにも相続をする親族のためにも、資産をある程度扱いやすい形に整理する時期、いわば資産の終活を行う期間と考えておいた方が良さそうです。
資産の終活対象
お金に関する終活というと銀行口座やクレジットカードの整理が一番に頭に浮かびます。まあ私はそれらも大量に作ってしまいましたのでそれも必要ですが、これについてはその気になれば1カ月もあれば整理できるでしょう(認知症などで判断力が落ちる前には済ませないといけませんが)。
それよりも問題なのは、税金などの観点でちょっと扱いや処分が面倒な資産です(特に資産運用に慣れていない人にとっては)。私が気になっているのは以下の三点です。
持株会株式
これについては持株会株式の特定口座への移行方針見直しなどで書きましたように、一般口座に入っている分を今年から特定口座で買い直しし始めました。
税金などの関係から一気に買い替えるのは避けたいところですので、5年ほどかけて順次特定口座に移していく予定です。
あとは適当な価格になった時点で売却して現金化できれば上々ですが、とりあえず特定口座に入ってさえいれば扱いはそれほど難しくないでしょう。
純金積立
これも純金積立をゴールド連動型投資信託に移行するで書きましたように、クレカ積立を利用して特定口座のゴールド連動型投資信託に移行中です。
クレカ積立の関係で今はメインのSBI証券とは別の証券会社で買っていますが、移行が完了したらSBI証券に移管して他の投資信託とまとめても良いかと思っています。
こちらも特定口座に入ってさえいれば、あとは何とかなるでしょう。
投資信託
そして最後は私のメインの投資先である投資信託です。
そのほとんどは現状でもメインのSBI証券にまとまっていますが、これについては口座が特定口座と旧NISA口座に分散していることと、低コストと高コストの新旧ファンドが入り混じっていることが問題です。
これについては来年から始まる新NISAを利用し、5年かけてその大半を新NISA口座の低コストファンドに買い換えてまとめる予定です。
来年からの約5年をかけて以上3点の作業が終わった暁には、私の資産内容はかなりスッキリするはずです。
少なくともそれまでは頭がボケたり、気力が落ちて作業が滞ったりすることが無いことを祈るのみです。