ビットコインを掘ってみた

最近暴落中と噂の仮想通貨 ビットコインですが、PCで演算を実行するだけで稼げるということで前々から気になっていました。

もはや個人所有のパソコンレベルでの採掘はほぼ不可能というのが通説のようですが、ネットを見ていると以下の共同発掘サイトで比較的容易に採掘ができるという情報がありましたので、試しにやってみました。

BitMinter – Bitcoin made easy!

サイトへの登録

採掘を始めるには、まずサイトにユーザー登録を行う必要があります。トップページの「Getting Satrted」の部分にある「Register」のリンクをクリックします。

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登録はOpen IDの他に、GoogleやYahooなどのアカウントも使用できます。画面上で使用するアカウントのボタンを押し、出てくる指示に従ってアカウント名・パスワード・メールアドレスなどを入力していきます(YahooはYahoo USのアカウントしか使えないようです)。

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すると、入力したメールアドレスに「Email verification for bitminter.com」というタイトルのメールが届きますので、メール中のリンクをクリックすれば登録作業は完了です。

採掘作業

登録したアカウントでログイン後、採掘を始めるには上の「Getting Started」の画面の2.にある「ENGINE START」と書かれた丸いボタンを押します。

すると「bitminter.jnlp」という名前のファイルがダウンロードされます。これが採掘を行うクライアントプログラムの起動ファイルです。起動ファイルを実行するためには、PCにJavaがインストールされている必要があります。うちのMacBook Proでは、OS標準インストールのJavaでは動かなかったので、OracleのサイトからJava7をインストールし直しました。

クライアントプログラムが無事起動すると、以下のような画面が表示されます。ここで再び「ENGINE START」の丸いボタンを押すと、採掘が開始されます。この画像はMacBook Proで2時間40分ほど採掘を行ったあとのものです。

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採掘処理はPCのCPUではなくグラフィックス処理用のGPUを使って行われますので、GPUを搭載していないPCでは実行できません。ちょっと面白いのは、MacBook Proではパワー処理用のGeForce GT 650Mと省電力用のIntel HD Graphics 4000の2つのGPUが搭載されていますので、その両方が使用されていることです(上の画面の上部に2列で表示されています)。このため、同レベルのGPU1つだけのマシンよりは、1.5倍程度の速さで採掘が進むようです。

採掘結果

昨晩から断続的に8時間ほど採掘した結果が以下です。

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ビットコインが0.00000444分配されました(平行してNamecoinというのも採掘されているようですが、こちらは交換レートがビットコインの1/100以下のようなのでほぼ誤差ですね)。

今のビットコインと円の交換レートは¥93,000/BTC程度のようなので、8時間ほどPCをぶん回して約0.4円稼げたことになります。採掘中はMacBook Proが異常に重くなり、冷却ファンも回りっぱなしでしたので、これはどうも電気代のほうが高くついていそうです。

やはり手元のPCを動かすだけで一攫千金という甘い話は無さそうですね。とりあえず採掘を実体験できたことで、私としては満足しました。

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