最近、歳のせいか栄養が偏っているせいなのかわかりませんが、足がちょくちょく つりそうになります。
寝ている時が多いのですが、完全につってしまうとかなりしんどいことになりますので、いろいろ対処法や予防法などを調べました。
その結果、経験的にはかなり効く方法がありましたので、そのあたりについて書いてみたいと思います。
足がつる仕組み
足がつるとは、筋肉が異常に収縮して伸びなくなってしまった状態とのこと。
通常筋肉が縮む場合、周囲の腱などが同時に働いて必要以上に筋肉が収縮することを防ぎます。しかし、何らかのバランスが崩れてこれがうまく働かなかった場合、筋肉が限界以上に収縮して戻らなくななり、つった状態になります。
足がつる原因
足がつる原因としては、以下のようなものが関係していると言われています。
- 筋肉疲労
- 運動不足
- 体の冷え
- 水分・ミネラルの不足
足がつる現象は性別や年齢などに関りなく誰でも起きますが、高齢者や妊婦に特に起こりやすいのは、これらの複数の要因に該当する状況になりやすいせいかもしれません。
足がつった時の対処
足がつってしまった場合には、まずどこの筋肉が収縮しているのか見極め、そこをゆっくりと伸ばしてやるのがいいようです。
最も典型的なふくらはぎのつり(いわゆるこむら返り)の場合は、足をまっすぐ伸ばし、つま先を頭の方に近づけるように足首を曲げることで筋肉を伸ばすことができます(つま先までまっすぐ伸ばしてしまうと症状が悪化してしまう場合がありますので注意してください)。
足の力だけでうまく伸ばせない場合には、つま先を手やタオルなどで引っ張るという手もあります。
自分も就寝中によくこむら返りになりかけますが、最近はこの足首曲げの方法を覚えて何度も難を逃れています。
なお、完全につってしまった場合には、まずできるだけ楽になる体の角度を見つけ、それからゆっくりと観察・対処してください。慌てて急激に筋肉を伸ばそうとしたり、きつくマッサージしたりすると筋肉を痛めてしまう場合があります。あくまでも落ち着いて、ゆっくりと対処して下さい。
足つりの予防法
基本的には上で挙げました原因を解消すればいいので、以下のようなことが考えられます。
- 運動前のウォーミングアップ
- 運動後のマッサージやストレッチ
- 適度な運動
- 体を冷やさない
- 水や電解質(スポーツドリンクなど)、ミネラルの補給
これら全てを心がけるとなるとかなり大変ですが、自分の場合は寝る前に前述の足首曲げを行ってふくらはぎのストレッチを行っておくだけで、夜中に足がつりそうになって目が覚める確率がかなり減りました。
同じような症状で悩まされている方は試してみてください。