これは痛い、ANA JCBカードの改悪

JCBからDMが来ましたので、またいつものように保険か何かの勧誘かと思いながら何気なく開けてみたところ、とんでもない内容でした。

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カードポイントのマイルへの移行手数料を来年4月に年額2,000円から5,000円に値上げするとのこと。

探してみると、ホームページ上にも情報がありました。

ANA JCBカード マイル移行手数料の変更に関する重要なお知らせ

これはカードを乗り換えるしか無いか

元々ANA JCBカードを使っていたのはポイントをマイルに移行できるからですが、移行手段には有料と無料の2コースがありました。

無料のコースは1ポイント→5マイルなので1マイル1円と換算すると還元率0.5%にしかならず、利用する意味があまりありません。一方、有料のコースを使うと1ポイント→10マイルになるので、これでやっと還元率1%です。

今どき還元率1%のカードは珍しくありませんが、それでも様々な追加のボーナスポイントが付くことと、マイルを航空券に交換すればかなりお得になるので、移行手数料2,000円を取られても我慢して使ってきました。

しかし移行手数料が5,000円となると話が違ってきます。元々年会費が2,000円かかり(替りに1,000マイルが付与されますが)、効率が悪いところに加えて移行手数料まで2.5倍も値上げされては、自分程度のカード使用額ではまず元が取れそうにありません。

長年使ってきたANA JCBカードですが、これは本気で乗り換えを検討することになりそうです。

替わりのカードの条件は?

これから別のクレジットカードに乗り換えるとしたら、満たして欲しい条件がいくつかあります。

還元率が1%より高い

1%でいいなら楽天カードなど手頃なカードが多々ありますが、どうせ乗り換えの手間をかけるなら、できれば1%超を目指したいところです。

少額利用でもポイントが付く

自分は日常の買い物でもできるだけカードを使ってポイントを貯めていますので、数百円程度の利用でもポイントがつかないと効率が悪くなります。

したがって、100円単位程度の少額からポイントが計上されるカードか、月利用額の合計に対してポイントが計算されるカードが望ましいです。

nanacoチャージでポイントが付く

以前からnanacoで住民税を支払ってみたなどで書いていますように、税金や国民健康保険料などをnanacoで支払っていますので、nanacoのチャージでポイントが付くカードにしたいところです。

乗り換えカード候補

上記の条件に合致するカードをリサーチしてみると、以下の3つが見つかりました。

うち後者2つは年会費がかかるところが難点ですが、いずれも年間で約27万円以上利用すれば、1番目のリクルートカードの還元率1.2%よりお得になりそうです。

光熱費や電話通信費と日常の買い物の支払いでこの程度は達成できそうですので、とりあえず後者2つが最有力候補となりました。

ただ、リクルートカードの方は以前にリクルートカード作成に挑戦してみるかで書きましたように、Pontaとの提携を実現してくれないとポイントを使えるところがリクルート系のサービスだけで使い勝手が良くありません。この件に関してはその後の情報がまだありませんので、そのあたりがはっきりしてから最終的に判断したいと思います。

カードが作れなかった場合は

またもう1つの問題として、そもそも会社を辞めてしまった今、新しいクレジットカードを発行してくれるのかという懸念はあります。

こればっかりはやってみないとわかりません。カードの新規発行が無理そうであれば、やむを得ませんので今持っているカードの中で一番還元率が高いSBIレギュラーカードをメインカードに昇格させようかと思います。

こちらも還元率1.2%で月利用額1,000円単位のポイント計算、しかも端数も翌月以降に繰り越しとなかなか優秀なカードです。nanacoチャージのポイントは付きませんが、やむを得ません。

なお、還元率1.2%を実現するには10,000ポイントを貯めないといけませんが、カード利用だけで貯めるには2年で100万円使う必要があり、それなりにハードルが高いです。

自分の場合はSBI証券の投信マイレージサービスである程度SBIポイントが稼げますので、この点については比較的容易にクリアできます。

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