自分は現在、賃貸のアパート住まいですが、集合住宅で生活する上で気になることの一つが水道の水質です。
一般家庭なら水道管直結ですので、水源の水が比較的きれいな地方部や都会でも浄水施設がしっかりしているところなら問題無いと思うのですが、集合住宅ではどうしても一旦貯水槽に水が貯められますので、水道水を直接口にするのはためらわれます(神経質すぎ？)。
かといってミネラルウォーターを買い続けるほど余裕もありませんし、それでペットボトルを大量消費するのも環境に悪そうです。
近くのスーパーでは、機械で精製したなんちゃってミネラルウォーターの無料配布(ただし持ち運び用の専用ボトルは有料)などもありますが、毎日飲むものをいちいち汲みに行くのも面倒です。
そこで蛇口取り付け型浄水器
そこで自分が活用しているのが、蛇口取り付け型の浄水器です。汚い画像で恐縮ですが、以下が今まで使用してきた東レの浄水器です。
中空糸膜フィルターという細いストロー状の糸の束に水を通すことで浄水するもので、自分の感覚では特別水が美味しくなるというわけではありませんが、値段の割に浄水能力が優れているのがポイントです。
手軽に純度の高い水を必要な時に必要な分だけ生成できますので、飲料水や炊飯・調理などに便利に使用してきました(フィルターの寿命節約のため、洗い物などは水道水使用)。
しかし、3年ほど使用してきてだいぶガタが来たようで、浄水と水道水を切り替えるレバーがスムーズに動かなくなり、またどこか隙間から水が漏れるようになってきました。
浄水器買い替え
そこで、新しい浄水器を購入することにしました。選んだのはAmazonの蛇口直結型浄水器部門で現在人気No.1の以下です。
中空糸膜フィルタータイプの中でもう少し安いものもありますが、フィルターの汚れを目視で確認できる覗き窓が付いているものの中では、これが一番安そうでした。
またもう少し高いものになれば、フィルターの寿命などが液晶表示で確認できるものもあります。上記の今まで使用していたものがそのタイプでしたが、フィルターが思ったほど汚れないので液晶で警告が出たタイミングでは交換しませんでした。そうなると電池が必要な分だけ無駄になりますので、今回そのタイプは除外しました。
Amazonで注文しましたが、相変わらずの素早さで注文から2日で届いたパッケージがこちらです。
内容は以下のようになっています。
取り付けは、本体取り付け用の回転リングの下からパッキン付きのプラグをコインで蛇口にねじ込んだ後、回転リングで本体を固定すれば完了です。
なお、自分は交換なので簡単でしたが、初めて取り付ける時には、蛇口先端のカバーを取り外さなければならない場合もあります。
使用感
水道水のストレートとシャワー、それに浄水の3段階に切り替えられるところは以前の浄水器と同じです。しかし、以前のものは切り替えがレバー式でかなり固めだったことに比べて、今回はダイアル式でクリック感もある割に軽く回すことができ、使い勝手は良好です。これなら蛇口への負担も少なそうです。
またフィルター自体に浄水の出口があり、フィルター交換のたびにそこも新しくなるので清潔を保てる点も、以前のタイプに比べて優れています。
なお、これは自分には関係ありませんでしたが、左右どちら向きにも取り付けられるということで、左利きの人にも安心です。
また、見た目もメタルっぽく(実際には樹脂のメッキですが)、シンクや蛇口にもマッチします。
これだけのポイントを押さえていながら、値段もこの手のタイプの中では安めであり、Amazonや価格.comで上位を取っているのも頷けます。
蛇口直結型浄水器を検討している方にはお勧めできる一品です。