このブログでも何度も取り上げ、私も愛用している格安SIMサービスのmineoですが、また面白いサービスを始めたようです。
その名も「フリータンク」です。
フリータンクとは
詳細は以下のプレスリリースで述べられていますが、
通信業界の常識を破る「フリータンク」提供開始および「mineoアンテナショップ」での即日契約開始について|プレスリリース|ケイ・オプティコム
全国のmineoユーザーでパケットを共有する機能で、期限が迫る余ったパケットをフリータンクに入れたり、逆にパケットが足りない時にはフリータンクから引き出して使用したりすることができる機能
とのこと。利用条件はコミュニティサイト「マイネ王」に会員登録していることのみで、フリータンク自体に利用料金などはかからないようです。
詳しい使い方は以下のマイネ王のページに説明されています。
パケットの投入と引き出しは、以下のように各々実行できる時期・容量などが異なっています。
フリータンクにパケットを入れる
- 時期:制限無し
- 容量:合計10,000MBまで、10MB単位
フリータンクからパケットを引き出す
- 時期:毎月21日〜末日
- 容量:月2回、合計1,000MBまで、10MB単位
自分が使わなかったパケットを入れておいて後で使うというような考え方ではなく、本当に全ユーザーで余った容量をシェアするという発想のようですね。
従って極端な話、全くパケットを入れずに毎月取り出し続けるということも、論理的には可能なようです。
もっともそんな人ばかりでは当然仕組みが破綻するでしょうから、余ったら入れ足りない時には引き出すということを皆で行って、上手く回って行って欲しいものです。
私の場合は帰省する月や旅行に出た月以外はたいていパケットの大半を余らせて捨てていましたので、今後はその分を投入してみたいと思います。
果たしてこの仕組みが上手くいくのかどうか、面白い実験になりそうです(慣れ合って高い料金制度にあぐらをかいている大手キャリアにはできない発想ですね)。
気になる点をチャットで聞いてみた
さて上記のことまではネットでも多くのページでも紹介されている内容ですが、ここからが特ダネです。
フリータンクから引き出したパケットがどういう扱いになるのかというのが気になりましたので、チャットでmineoのサポートに聞いてみました。
すると、フリータンクから引き出したパケットは当月分のパケットと同じ扱いになるとのこと。ということは、余れば翌月繰り越しも可能ということになります。
この点は意外でしたので直接「繰り越されるのか?」と突っ込んで聞いてみても、「その通り」という答えが返ってきましたので間違いなさそうです。
これでは引き出さない理由が無いくらいですが、そうなりますと仕組みが維持できるのかどうかがますます不安になります。
もっとも引き出して繰り越しても結局使わなければ翌月タンクに戻すこともできるわけですから、皆がマメに余った容量を投入するということさえ忘れなければ、案外うまく回っていくのかもしれません。
こんばんは。
これは面白いですね。
引き出しは、制限を設けてやり過ぎないようにしています。
私は引き出し専門で、毎月1Gを頂くことにします。
これで上位プランに入る人が減りそうな気がしますが、多分大丈夫なのでしょう。