痒みの原因はダニではなかった。皮膚科で判明した衝撃の原因は?

昨日のとうとうダニ捕りシートを投入。効果的な置き方は?の続きです。

この記事で書きましたように昨日はエアコン、掃除機、ハッカ油スプレーなどでできる限りの対策をした後、敷布団の下にダニ捕りシートを仕込んで寝たのですが、そこには想像を絶する夜が待っていました。

体中湿疹だらけ

電気を消して布団に横たわると、異変はすぐにやってきました。

次第に体中が痒くなっていきます。手で探ってみると、やはり痒い部分には昨日と同じように蚊に刺されたような膨らみができていることがわかります。

昨日と違うのは、その症状が発生する箇所が全身に広がっていることです。足の付け根に限らず、足の太ももやひざの裏、腕、腹、背中、お尻など、次から次へと痒い個所が増えていきました。

たまらず再度起き出して痒い個所を見てみると、こんな感じの赤い湿疹が体中に出来ていました(微グロ写真で申し訳ない)。

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しかも同じような箇所に何個も湿疹ができ、腕などは酷い時にはひじの内側から手首の近くまで帯状に湿疹が連なるほどでした。見た目もかなりひどく、これには尋常ではないものを感じました。

それでも夜中には何をどうすることもできませんので無理やり寝ようとしましたが、結局痒みでほとんど眠れず、悶々としたまま夜明けを迎えることになりました。

この時点では布団を何とかしなければという思いしかなく、早朝から寝具一式を車に詰め込んで近所のコインランドリーに飛んでいき、布団の丸洗いを敢行しました(大型洗濯機1,400円、乾燥機1時間700円也)。

皮膚科に行ってみた

しかし布団を洗い終わった後、家に戻って落ち着いて考えてみると、どうも症状の出方がダニとは違う気がしてきました。

以前に体験したダニは刺されてから症状が出るまで時間がある(8~24時間程度)替わりに、腫れやかゆみは数日に渡って続くという特徴がありました。

ところが今回はものの数十分で次から次へと症状が現われ、その代わりに1~2時間程度で腫れや痒みは順次引いていくという真逆の症状を見せています。

これはやはり医者に診てもらった方がいいかと思い立ち、調べてみると近所の皮膚科が土曜もやっていることがわかりましたので早速行ってみました。

医者に何カ所かの湿疹の症状を見てもらった結果、出てきた診断結果はダニではなく「蕁麻疹(じんましん)」でした。

原因を絞り込むために、最近体調が悪いところが無いかとか、変わった食べ物や薬などを口にしていないかなど、色々聞かれましたが特に思い当たる節がありません(あえて言えば先日の「いきなりステーキ」がありますが、牛肉なんて今まで何度も食べてますし)。

結局原因は特定できず(蕁麻疹の70%くらいは原因不明だそうです)、とりあえず蕁麻疹に効く薬を試してみようということになりました。

処方されたのはタリオン錠という、いわゆる抗ヒスタミン剤と呼ばれるものです。効用は体内のヒスタミンの生成や働きを抑え、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの鼻炎症状や皮膚のかゆみを抑える効果があるとか。

この薬で効果が薄ければまた別の薬を試すということで、結構地道な治療になりそうです。それでも痒みさえ抑えてくれれば夜寝られるようになりますので、それだけでも助かります。

というわけで、布団を洗ったのは結局無駄骨になってしまいました。まあ何年も使い続けていた布団ですし、クリーニングに出すことを思えばかなり割安で済みましたので、結果オーライと考えておきましょう。

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